Inventorで部品表をお探しですね。

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Inventorで部品表とパーツ一覧を上手に使いこなそう!

CADソフトのInventorでアセンブリモデルを作るとき、「部品表」と「パーツ一覧」は絶対に欠かせない機能です。

これらは製品を構成する部品の情報をまとめて管理してくれるので、設計から製造、材料の調達まで、いろんな場面で大活躍します。

今回は、Inventorの部品表とパーツ一覧の基本的な使い方から、ちょっと上級者向けのテクニック、さらには作業を効率化するコツまで、わかりやすく説明していきます。

1. Inventor部品表の基本を知ろう

Inventorでアセンブリモデルを作ると、その中に入っている全ての部品やサブアセンブリの情報をまとめた「部品表」が自動で作られます。

この部品表には3つの主要な表示方法があります。

まず「モデルデータ」タブは、アセンブリの構成をツリー形式で見せてくれます。

次に「構成」タブは、サブアセンブリの中身も展開して階層的に表示する部品表です。

そして「パーツのみ」タブは、アセンブリの構造は関係なく、全ての単一部品を一覧で見せてくれるフラットな部品表です。

実際に図面に挿入される「パーツ一覧表」のもとになるのは、この「構成」や「パーツのみ」の表示です。

2022年以降のバージョンでは、違う部品でも部品番号が同じなら数量を合計して表示してくれる便利な機能も追加されて、部品管理がさらに楽になりました。

2. パーツ一覧を作ってみよう

「パーツ一覧」は、アセンブリの部品表情報をもとに、図面上に部品のリストを自動で作ってくれる機能です。

作り方は簡単で、[注釈]タブの[表]パネルから[パーツ一覧]を選ぶだけです。

作成するときは、図面ビューを選ぶか、ファイルから直接指定することができます。

ここで注意したいのは、元のアセンブリで「構成」または「パーツのみ」の表示が有効になっている必要があることです。

パーツ一覧は作った後、図面の好きな場所に配置できます。

シートの端や隅、表題欄などの決まった位置に自動でくっついてくれるので、レイアウト作業がとても楽です。

作った後でもドラッグで簡単に動かせますし、コピー&ペーストで他の図面にも貼り付けられます。

表の折り返し設定を使えば、表示エリアに合わせて自動で複数段に分けて表示することもできるので、見やすいレイアウトが簡単に作れます。

3. 部品表をもっと使いやすくカスタマイズしよう

Inventorの部品表は、ただ情報を表示するだけでなく、細かく編集やカスタマイズができる優れものです。

例えば、部品表のセルを直接クリックして値を変更できます。

これがiPropertyの場合は、元のファイルにもその変更が反映されるので、設計変更があったときの更新作業がとても楽になります。

[部品表]ダイアログボックスでは、表示する列を自由に追加・削除・並べ替えできます。

さらに、カスタムiProperty列を追加すれば、会社独自の管理項目も設けることができます。

[部品表の設定]で「省略されたコンポーネントを非表示」にチェックを入れると、設計中に一時的に非表示にしている部品をパーツ一覧から除外できるので、混乱を防げます。

また、部品表のデータをMicrosoft Excelにコピーして編集し、再度Inventorに貼り付けることもできます。

大量のデータを効率的に管理・修正したいときに、とても便利な機能です。

4. インスタンスプロパティと部品表委任って何?

Inventorには「インスタンスプロパティ」と「部品表委任」という、ちょっと上級者向けの機能があります。

インスタンスプロパティは、親アセンブリの中で個々の部品に割り当てる独自のプロパティのことです。

元の部品ファイル自体には影響を与えないので、同じ部品でもアセンブリでの使われ方に応じて違う情報を管理できます。

パーツ一覧にもこれらの情報を表示させることができるので、とても便利です。

「部品表委任」は、アセンブリの特定の状態(詳細レベルが変更されたものや代替パーツファイルなど)からパーツ一覧を作るときに起こる現象です。

こういう場合は、通常「マスターモデル状態」の部品表が参照されるか、代替アセンブリの場合は「ソースアセンブリの状態」が使われます。

委任された部品表は編集に制限がある場合があるので、編集が必要なときはモデル状態のコピーを作って作業するのがおすすめです。

これらの機能をしっかり理解して活用すれば、複雑なアセンブリ設計でも情報管理の精度と柔軟性をぐっと高めることができますよ。

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