AutoCADで丸数字を書く方法をお探しですね。

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AutoCADで簡単に丸数字を作る方法

AutoCADで図面を作っているとき、特定の数字や記号を目立たせたいことってありますよね。

そんなとき、数字を円で囲んだ「丸数字」があると、とても見やすくなります。

もちろん、パソコンに入っている丸数字のフォント(①、②など)を使うこともできますが、それだと決まった形しか使えませんし、相手のパソコンに同じフォントがないと正しく表示されないことも。

そこで役立つのが、AutoCADの「Express Tools」という機能です。

特に「TCIRCLE」というコマンドを使えば、既に書いた文字を後から簡単に円で囲むことができるんです。

Express Toolsの「TCIRCLE」って何?

「TCIRCLE」は、AutoCADのExpress Toolsに含まれている便利なコマンドです。

Express Toolsは、AutoCADをもっと使いやすくするための追加機能がたくさん入ったツール集のようなもの。

このTCIRCLEを使うと、すでに書いてある文字を自動で囲んでくれます。

円だけでなく、楕円形のスロットや四角形でも囲めるんですが、丸数字を作るなら円を選ぶのがベストですね。

使い方も簡単で、リボンの「Express Tools」タブから「Enclose in object」を選ぶか、コマンドラインに「TCIRCLE」と入力するだけです。

**注意点:** Express ToolsはAutoCADの正式版にだけ付いています。

AutoCAD LTでは使えないので、LTをお使いの方はご注意ください。

実際に丸数字を作ってみよう

では、実際にTCIRCLEを使って丸数字を作る手順を見てみましょう。

ステップ1:コマンドを実行

– リボンの「Express Tools」タブから「Enclose in object」をクリック
– または、コマンドラインに「TCIRCLE」と入力してEnterキー

ステップ2:文字を選択

囲みたい数字や文字をクリックして選択します。

複数選択もできるので、一度にたくさんの丸数字を作ることも可能です。

ステップ3:隙間を調整

「Enter distance offset factor」と表示されたら、文字と円の間の隙間を数値で指定します。

0.3~0.5くらいが見た目のバランスが良いことが多いです。

数値が大きいほど円が大きくなります。

ステップ4:囲む形を選択

「Enclose text with [ Circles/ Slots/ Rectangles]」と表示されるので、「C」と入力して円を選択します。

ステップ5:サイズの設定

最後に「Create slots of constant or variable size [Constant Variable]」と表示されます。

ここは「Variable」を選ぶのがおすすめです。

これを選ぶと、それぞれの文字のサイズに合わせて円の大きさが自動調整されます。

きれいな丸数字を作るコツ

TCIRCLEで丸数字を作るとき、ちょっとしたコツを知っておくと、もっときれいに仕上がります。

オフセット係数の調整が重要

文字と円の間の隙間(オフセット係数)の設定が、見た目を大きく左右します。

狭すぎると窮屈に見えるし、広すぎると間の抜けた印象になってしまいます。

図面のサイズや文字の大きさに合わせて、何度か試してベストな数値を見つけてください。

文字スタイルを統一しよう

複数の丸数字を使う場合は、フォントや文字の高さを統一すると、図面全体がすっきりと見えます。

事前に文字スタイルを設定しておくのがおすすめです。

レイヤーを分けて管理

作成された円と文字を別々のレイヤーに分けておくと、後で表示・非表示を切り替えたり、印刷設定を変えたりするときに便利です。

まとめ

AutoCADのExpress Toolsに含まれる「TCIRCLE」コマンドを使えば、既存の文字を簡単に円で囲んで丸数字を作ることができます。

手動で円を描いて位置を合わせる手間が省けるので、作業効率がグンと上がります。

ただし、この機能はAutoCADの正式版でのみ利用可能で、AutoCAD LTでは使えません。

また、Express Toolsがインストールされていない場合は、AutoCADの再インストール時に有効にする必要があります。

丸数字以外にも、重要な注釈や記号を目立たせたいときにも使える便利な機能なので、ぜひ一度試してみてください。

きっと図面作成がもっと楽しくなりますよ!

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