AutoCADで重複線を見つける方法をお探しですね。

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AutoCADで重複線を見つけて削除する方法

AutoCADで図面を作っていると、知らないうちに「同じ場所に線が2本重なっている」ということがよくあります。

見た目では1本の線に見えるので気づきにくいのですが、これが意外と厄介な問題を引き起こすんです。

なぜ重複線は問題になるの?

重複線があると、こんな困ったことが起こります:

– **印刷がおかしくなる** – 線が太く見えたり、かすれたりする
– **ファイルが重くなる** – 必要以上にデータサイズが大きくなる
– **計算がずれる** – 長さを測ったときに2倍の値が出てしまう
– **動作が遅くなる** – AutoCADの処理速度が落ちる

特に、きちんとした設計図が必要な仕事では、小さなミスが大きな問題につながることもあります。

だからこそ、重複線をしっかりチェックして、きれいな図面を作ることが大切なんです。

重複線ができる原因

重複線ができてしまう原因はいろいろあります:

– コピー&ペーストを何度もやっているうちに、位置がずれて重なってしまう
– 複数の図面を一つにまとめるときに、同じ線が重複してしまう
– 単純に作図を間違えてしまう
– 他の人が作った図面を修正するときに、既存の線に気づかずに新しい線を引いてしまう

方法1:「選択の循環」で重複線を見つける

まずは、重複線があるかどうかを確認する方法から説明します。

「選択の循環」という機能を使うと、重なっている線を一つずつ選択できるようになります。

**設定方法:**
1. 画面下のステータスバーにある「選択の循環」ボタンをクリック
2. または、コマンドラインで `SELECTIONCYCLING` と入力して `1` に設定

**使い方:**
1. 重複線がありそうな場所にカーソルを合わせる
2. クリックすると、重なっている線のリストが表示される
3. リストから選びたい線をクリックして選択
4. 不要な線があれば削除する

この方法は、「あれ?この線、なんか変だな」と気づいたときに、手動でチェックするのに便利です。

方法2:「OVERKILL」コマンドで一括削除

手動でチェックするのは大変なので、AutoCADには重複線を自動で見つけて削除してくれる便利なコマンドがあります。

それが「OVERKILL」コマンドです。

**使い方:**
1. コマンドラインで `OVERKILL` と入力
2. 重複線をチェックしたいオブジェクトを選択(全選択する場合は `Ctrl+A`)
3. Enterキーを押す
4. 設定画面が表示されるので、必要に応じて調整
5. OKボタンを押すと、重複線が自動で削除される

**OVERKILLができること:**
– 完全に重なっている線の削除
– 部分的に重なっている線の結合
– 同じ位置にあるテキストの削除
– 重複している円や円弧の削除

このコマンドを使えば、手作業では見つけられないような重複線も一気に整理できます。

重複線を作らないための工夫

重複線を削除するのも大切ですが、そもそも重複線を作らないようにすることが一番です。

**普段から気をつけること:**

1. オブジェクトスナップを活用する

– 線の端点や交点にきちんと合わせて線を引く
– 「なんとなく」の位置ではなく、正確な点に線を引く

2. レイヤーをきちんと管理する

– 用途ごとにレイヤーを分ける
– 作業中は不要なレイヤーを非表示にする
– 間違って線を引かないように、必要に応じてレイヤーをロックする

3. 定期的に図面をチェックする

– 作業の区切りで「OVERKILL」コマンドを実行する
– 「選択の循環」を使って、怪しい場所をチェックする

4. 作業環境を整える

– 画面の背景色を見やすい色に変える
– 線がはっきり見えるように設定を調整する
– ズーム機能を活用して、細かい部分もしっかり確認する

まとめ

重複線の問題は、AutoCADを使っていれば誰でも経験することです。

でも、適切なツールと習慣があれば、簡単に解決できます。

– **気づいたとき**は「選択の循環」で手動チェック
– **まとめて整理したいとき**は「OVERKILL」コマンド
– **普段から**重複線を作らない工夫をする

これらのポイントを押さえて、きれいで効率的な図面作りを心がけましょう。

最初は慣れないかもしれませんが、習慣にしてしまえば、自然と品質の高い図面が作れるようになりますよ。

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