レイアウト空間とワイプアウトについてお探しですね。
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CADソフトの図面作成がもっと楽になる!ワイプアウトと変形ビューポートの使い方
CADで図面を作っていると、「この部分を隠したい」「もっと見やすく整理したい」と思うことってありますよね。
そんな時に役立つのが「ワイプアウト」と「変形ビューポート」という機能です。
これらをうまく使えば、複雑な図面もスッキリと分かりやすく仕上げることができるんです。
ワイプアウトって何?どう使うの?
ワイプアウトは、図面の一部を白い板で隠すような機能です。
例えば、複雑な配管図の上に説明文を書きたい時、その部分だけワイプアウトで隠せば、文字がはっきりと読めるようになります。
使い方はとても簡単で、`WIPEOUT`コマンドを実行して、隠したい範囲を囲むだけです。
ただし、いくつか注意点があります:
– 閉じた図形(多角形)で範囲を指定する必要がある
– 線の太さは0にしておく
– 編集中はフレームが見えるけど、印刷時には消える設定にできる
レイアウト空間でワイプアウトを使う最大のメリットは、元の図面(モデル空間)をいじらずに済むことです。
これって結構重要なポイントなんですよ。
ワイプアウトでよくある困った問題
でも、レイアウト空間でワイプアウトを使っていると、こんな問題に遭遇することがあります:
– 「ワイプアウトを作ったのに、なぜか図面が前に出てきて隠れない」
– 「ワイプアウトが効きすぎて、ビューポート全体が真っ白になってしまった」
これらの問題の原因は、実は「印刷順序」の設定にあることが多いんです。
AutoCADなどでは「ペーパー空間を最後に印刷」という設定がデフォルトでオンになっていて、これがオンだとビューポートの中身がワイプアウトより後に処理されてしまうんです。
解決方法は簡単です。
ページ設定で「ペーパー空間を最後に印刷」のチェックを外すだけ。
これで大抵の問題は解決します。
ただし、PDF出力の時にワイプアウト部分が黒くなってしまうことがあるので、最終的な出力は必ずチェックしておきましょう。
もっとスマートな方法:変形ビューポート
ワイプアウトも便利ですが、もっとスマートな解決方法があります。
それが「変形ビューポート」です。
普通のビューポートは四角形ですが、変形ビューポートは丸や星型、さらには「中抜き」の形も作れるんです。
例えば、四角い図面の真ん中に丸い空白を作りたい場合、ワイプアウトで隠すのではなく、最初から「真ん中に丸い穴の開いた四角形」のビューポートを作ってしまうんです。
作り方はこんな感じです:
1. 外側の形(四角など)と内側の形(丸など)を描く
2. 両方を「リージョン」に変換する
3. 「差」コマンドで外側から内側を引き算する
4. できた中抜き形状でビューポートを作る
この方法なら、印刷設定で悩むこともないし、より確実に思い通りの表示ができます。
上手な図面作りのコツ
最後に、これらの機能を使って効果的な図面を作るコツをお伝えします:
**使い分けが大切**
– 簡単に部分的に隠したい → ワイプアウト
– 複雑な形で表示範囲をコントロールしたい → 変形ビューポート
**重なり順序を意識する**
複数のビューポートを重ねる時は、どれを前面に表示したいかを明確にしておきましょう。
**印刷設定もお忘れなく**
ワイプアウトを使う場合は、印刷設定の確認も必須です。
**最終チェックは必ず**
画面で見た通りに印刷されるとは限らないので、実際に出力してみることが大切です。
これらのツールをマスターすれば、今まで「どうやって表現しよう?」と悩んでいた複雑な図面も、驚くほど簡単に、そして美しく仕上げることができるようになりますよ。
ぜひ試してみてくださいね!
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