CAD図面の省略線の使い方をお探しですね。

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CAD図面の省略線を使いこなそう!長い部材も楽々表現

建築や土木の図面を描いていると、「この柱、めちゃくちゃ長いんだけど、全部描いたら図面からはみ出しちゃう…」なんて困ったことはありませんか?そんな時に活躍するのが「省略線」です。

省略線は、長〜い部材の真ん中部分を「この辺りは省略しますね」という意味で簡略化して描く線のこと。

これを使えば、限られた図面スペースでも長い部材をスッキリと表現できるんです。

なぜ省略線が必要なの?

想像してみてください。

10メートルの梁を実際の縮尺で図面に描いたら、A3用紙に収まらなくて困りますよね。

でも設計者が本当に見せたいのは、梁の両端の接合部分や重要な寸法だったりします。

省略線を使えば:
– 図面がコンパクトになって見やすい
– 重要な部分に注目してもらえる
– 作図時間も短縮できる
– 印刷コストも節約!

建築の長い柱、設備のパイプライン、土木の杭など、いろんな場面で大活躍します。

AutoCADの「BREAKLINE」コマンドを使ってみよう

AutoCADには、省略線を簡単に描ける「BREAKLINE」というコマンドがあります(ただし、AutoCAD LTでは使えないので注意!)。

**使い方はとっても簡単:**
1. [Express Tools]タブの[Draw]パネルから選択
2. 省略線の始点をクリック
3. 終点をクリック
4. ジグザグマークを入れたい場所をクリック

これだけで、プロっぽい省略線の完成です!

**ちょっとした調整も可能:**
– 「Size」でジグザグの大きさを変更
– 「Block」で違う記号に変更
– 「Extension」で線の延長距離を調整

作成された省略線は一つのまとまりとして扱われるので、後から移動や編集するのも楽チンです。

曲線タイプの省略線も作れる!

標準のBREAKLINEコマンドで作れるのは、まっすぐなジグザグ線。

でも時には、S字カーブのような曲線タイプが欲しい場合もありますよね。

**S字曲線の作り方:**
1. まず補助線を引いて、曲線の通り道を決める
2. 「SPLINE」コマンドで滑らかなカーブを描く
3. 「MIRROR」で反転コピーして形を整える
4. 「TRIM」で不要な線を削除

ちょっと手間はかかりますが、できあがりはとてもきれいです!

オリジナルの記号を作りたい場合は、ブロック機能を使って自分だけの省略線記号を登録することもできますよ。

省略線を使う時の注意点

省略線はとても便利ですが、使う時に気をつけたいポイントがいくつかあります。

**良いところ:**
– 図面がスッキリして分かりやすい
– 作図時間の短縮
– 用紙の節約
– 一度作れば何度でも使い回せる

**注意したいこと:**
– 省略した部分の正確な長さが必要な場合は、必ず寸法や注記を入れる
– 会社や業界のルールに合わせた形で描く
– AutoCAD LTを使っている人は、手動で作成する方法を覚えておく
– JIS規格などの標準に準拠する

まとめ

省略線をうまく使いこなせば、図面作成がグッと楽になります。

最初は「どこで使えばいいの?」と迷うかもしれませんが、慣れてくると「ここは省略線で表現した方が分かりやすいな」という判断ができるようになります。

長い部材に悩まされることなく、見る人にとって分かりやすい図面を描けるよう、ぜひ省略線を活用してみてくださいね!

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