AutoCADで図面を保存するときのバージョン設定をお探しですね。

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AutoCADで図面を保存するときのバージョン設定のコツ

AutoCAD(オートキャド)で図面を作って保存するとき、相手が違うバージョンのソフトを使っていることってよくありますよね。

このとき、どのバージョンで保存するかがとても大切になってきます。

互換性の問題を避けて、スムーズに作業を進めるためには、AutoCADの保存バージョン設定をしっかり理解して、うまく使いこなすことが必要です。

この記事では、AutoCADの保存バージョンの基本から、実際の設定方法、そしてよく起こる「バージョン矛盾エラー」について、わかりやすく説明していきます。

1. AutoCADのデータとバージョン管理って何?

AutoCADで作った図面データは、そのときに使っていたAutoCADのバージョンと密接に関係しています。

新しいバージョンのAutoCADで作ったデータには、古いバージョンにはない新しい機能やオブジェクトが入っていることがあります。

そのデータを古いバージョンのAutoCADで開こうとすると、うまく表示されなかったり、最悪の場合は全く開けなかったりすることがあるんです。

だから、一緒に作業している人やお客さんとAutoCADのデータをやり取りするときは、相手が使っているAutoCADのバージョンに合わせた形式で保存する必要があります。

毎回「名前を付けて保存」からバージョンを手動で選ぶのは、確かに面倒ですが、頻繁にやっていると忘れてしまったり、作業効率が悪くなったりしてしまいます。

2. 標準の保存バージョンを設定してみよう

こんな面倒くささを解決して、もっと効率よく作業するには、AutoCADの標準保存バージョンを設定するのがとても効果的です。

この設定をしておけば、いつものように「上書き保存」するだけで、あらかじめ決めておいたバージョンの形式で自動的に保存されるようになります。

設定方法はとても簡単です:

1. AutoCADの「オプション」画面を開きます
2. 「開く/保存」タブをクリックします
3. 左上にある「ファイルの保存」の項目を見つけます
4. ここに「名前を付けて保存」と同じような、いろいろなバージョンの選択肢が表示されています
5. あなたのプロジェクトや取引先が一般的に使っている、一番古いAutoCADのバージョンを選びます
6. 「OK」をクリックして設定完了!

一度この設定をしてしまえば、その後はバージョンのことを気にしなくても、上書き保存だけで確実に互換性のある形式でデータを共有できるようになります。

3. バージョン設定で気をつけたいポイント

AutoCADの標準保存バージョンを設定するときに、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。

もしあなたがいつも同じバージョンのAutoCADを使っていて、データのやり取りも同じバージョン同士でしか行わないなら、わざわざ標準保存バージョンを設定する必要はありません。

でも、複数のプロジェクトを抱えていたり、いろいろな取引先と作業していたりする場合、それぞれが違うバージョンのAutoCADを使っている可能性は十分にあります。

こんな状況で毎回設定を変えるのは現実的じゃないし、手動で「名前を付けて保存」を繰り返すのも効率が悪いですよね。

**一番安全で確実な方法は、取引先の中で一番古いバージョンのAutoCADに合わせて標準保存バージョンを設定することです。

** これなら、あなたが作ったデータを古いバージョンのユーザーでも問題なく開けて、「もらったデータが開けない」という最悪の事態を防ぐことができます。

4. 「バージョン矛盾エラー」が出たときの対処法

AutoCADで新しいバージョンから古いバージョンに保存しようとするとき、「バージョン矛盾エラー」に出くわすことがあります。

このエラーは、新しいバージョンのAutoCADで作った図面に、古いバージョンでは対応していない特別なオブジェクトや機能が含まれているときに起こります。

例えば、AutoCADのバージョンアップで追加された「中心線オブジェクト」のような新機能は、古いAutoCADでは認識できないため、このエラーを引き起こす可能性があります。

エラーを無視して保存してしまうと、相手側で図面を開いたときに:
– 一部のオブジェクトが消えている
– 文字が化けている
– 線が欠落している

といった深刻な問題が発生する可能性があります。

対処法

1. **「EXPORTTOAUTOCAD」コマンドを使う**:古い形式に書き出す方法が効果的な場合があります。

ただし、意図しないデータ欠損が発生するリスクがあるので注意が必要です。

2. **100%AutoCADで作った図面でも要注意**:特定の古いバージョンで保存しようとするとエラーが発生するケースも報告されており、問題が複雑になることもあります。

3. **困ったときはサポートに相談**:このようなエラーに遭遇して、どうしても解決策が見つからない場合は、AutoCADの公式サポートに問い合わせることをおすすめします。

まとめ

バージョン設定をうまく活用すれば、AutoCADでの作業がずっとスムーズになります。

最初に少し手間をかけて設定しておくだけで、その後の作業効率が大幅に向上するので、ぜひ試してみてくださいね!

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