AutoCADの自動拘束機能で作図する方法をお探しですね。

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AutoCADの自動拘束機能で作図がもっと楽になる!

CADソフト、特にAutoCADで図面を描くときは、正確さとスピードの両方が大切ですよね。

「自動拘束」という機能を使えば、図形同士の関係を自動で保ってくれるので、作業がぐんと楽になります。

設計を変更するときも、とても柔軟に対応できるようになりますよ。

自動拘束って何?作図がスイスイ進む便利機能

AutoCADの「自動拘束(AUTOCONSTRAIN)」は、図形を描いたり編集したりするときに、図形同士の位置関係を自動で決めてくれる機能です。

「推測拘束」モードをオンにしておくと、作図中に線や図形がくっついたり、直角になったりする位置でスナップすると、自動でその関係を覚えてくれます。

例えば、線を引くときに他の線と直角になる位置でピタッと合わせると、「この2本の線は常に直角を保つ」という約束事が自動で設定されるんです。

これまでは、そういう関係を一つひとつ手動で設定する必要がありましたが、自動拘束があれば、その手間がなくなって作図スピードがアップします。

ただし、「固定」「スムーズ」「対称」「同心円」「同じ値」「同一直線上」といった複雑な関係は、自動では設定されないので、必要に応じて手動で設定する必要があります。

安心なのは、図形の位置が勝手に動いてしまうことはないということ。

今の形に合った関係だけが自動で設定されるので、思わぬトラブルは起きません。

作図コマンドと自動拘束のコンビネーション

自動拘束は、いろいろな作図コマンドと組み合わせて使うと、その威力を発揮します。

`LINE`コマンドや`PLINE`コマンドで線を引くとき、線の端点を既存の図形の端点にピタッと合わせると、自動で「一致」という関係が設定されます。

つまり、この2つの点は常に同じ位置を保つようになるんです。

`RECTANG`コマンドで四角形を描くと、自動的に「平行」と「直交」の関係が組み合わされて設定されます。

後でサイズを変更しても、きちんとした四角形の形が保たれるので便利です。

`FILLET`(角を丸くする)や`CHAMFER`(角を削る)コマンドでも、新しくできる円弧や線と、元からある線との間に、「正接」や「一致」の関係が自動で設定されます。

これで、なめらかで正確な編集ができるようになります。

図形を「移動」「複写」「ストレッチ」するときも、適切な位置にスナップすることで、一致、直交、平行、正接などの関係が自動で付けられ、図形同士の位置関係がきちんと保たれます。

ただし、`SCALE`(拡大縮小)や`MIRROR`(鏡像)などの一部のコマンドでは、推測拘束が働かないことがあります。

これらの操作をした後は、関係がちゃんと保たれているかチェックして、必要なら手動で調整しましょう。

拘束の管理と「過剰拘束」について

拘束が設定されると、図面上に小さな青色や灰色のマークが表示されて、どんな関係が設定されているかが分かります。

これらの拘束は、図形を動かしたり編集したりしても、決められた関係(例:常に平行、常に直角)を守ろうとします。

でも、時には「過剰拘束」という状態になることがあります。

これは、一つの図形に対して関係や寸法を付けすぎて、矛盾が起きたり、これ以上変更できなくなったりする状態のことです。

例えば、ある線に「平行」という関係が付いているのに、さらにその角度を固定しようとすると、システムが「過剰拘束」だと判断して警告を出したり、寸法を括弧付きで表示したりします。

図形が完全に拘束されると、その線は「黒色」で表示されて、これ以上変更の余地がない状態を示します。

もし不要な拘束があれば、`DELCONSTRAINT`コマンドを使って簡単に削除できます。

これで過剰拘束を解消できますよ。

設計変更に強いパラメトリック作図を実現

自動拘束機能は、パラメトリック作図の基本となる機能で、設計変更への対応力を大幅にアップしてくれます。

一度拘束を設定しておけば、その約束事を守る範囲で図形を自由に調整できるようになります。

例えば、ある線の長さを変えても、それに直角な線は常に直角を保ち、関連する図形も自動で調整されます。

これにより、設計の最初に決めた条件や仕様をしっかり守りながら、いろいろな設計案を試したり、後からの変更にも柔軟に対応したりできるようになります。

特に重要な図形には「固定」拘束を使って、その位置を動かないようにすることもできます。

こうすれば、他の要素を変更しても、重要な部分は影響を受けません。

`AUTOCONSTRAIN`コマンドでは、どんな拘束を適用するか、どの順番で適用するか、さらには水平・垂直・接触を判断する精度まで細かく設定できます。

自分の使い方に合わせて最適な環境を作れば、効率的で確実な設計作業ができるようになりますよ。

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