AutoCADにPDFを貼り付けてきちんとした縮尺に調整する方法をお探しですね。

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AutoCADにPDFを貼り付けて、きちんとした縮尺に調整する方法

AutoCADで図面を描くとき、PDF図面や地図を参考にしたいことってよくありますよね。

でも、ただ貼り付けるだけだと、実際のサイズと合わなくて困ることが多いんです。

「あれ?なんか大きさがおかしい…」なんて経験、きっとあると思います。

今回は、PDFをAutoCADに貼り付けて、正確な縮尺に調整するコツを分かりやすく説明していきますね。

PDFをAutoCADに入れる2つの方法

PDFをAutoCADに入れる方法は、主に2つあります。

**1つ目:OLEオブジェクトとして貼り付ける方法**
これは、PDFのデータを図面ファイルの中に埋め込んでしまう方法です。

スマホの地図アプリをスクリーンショットして、それをペイントで加工してからAutoCADに貼り付ける、といった使い方をよく見かけますね。

この方法の良いところは、操作が簡単なこと。

でも困ったことに、貼り付けた後で回転させたり、一部だけを表示させたりといった調整ができないんです。

それと、縁取りの表示・非表示も個別に設定できないという制限もあります。

**2つ目:外部参照として挿入する方法**
こちらは、PDFファイルを別のファイルとしてリンクさせる方法です。

「アタッチ」コマンドを使って、ファイルの種類を「PDF」に指定して入れていきます。

この方法のメリットは、元のPDFファイルが更新されたら自動的に反映されることと、後から回転やクリップ(一部表示)などの編集が自由にできること。

挿入するときも、画面を見ながら位置や大きさ、角度を調整できるので便利です。

どちらにも良い点・悪い点があるので、何をしたいかに合わせて選ぶのがポイントですね。

PDFの縮尺をピッタリ合わせる手順

PDFを貼り付けた後の一番大事な作業が「縮尺の調整」です。

最初に貼り付けただけだと、ほとんどの場合、実際のサイズと違ってしまいます。

でも大丈夫!「SCALE(尺度変更)」コマンドを使えば、簡単に調整できます。

**手順はこんな感じ:**

1. 貼り付けたPDFを選択します
2. コマンドラインに「SCALE」と入力します
3. 拡大・縮小の基準となる点を決めます(PDF内の寸法線の端っこなどが良いでしょう)
4. 「R」(参照)のオプションを選びます
5. 実際の寸法が分かっている線の両端をクリックで指定します
6. その線の実際の長さを数字で入力します

例えば、PDF上に「1000」と書かれた寸法線があったとしましょう。

その両端をクリックして指定し、「1000」と入力すれば、PDF全体がその寸法に合わせて自動的に調整されます。

この作業をきちんとやっておけば、PDFを見ながら正確な図面が描けるようになりますよ。

複数のPDFを上手に使うコツ

複数のPDFを扱うときは、ちょっとした工夫で作業がグッと楽になります。

もし複数のPDFが同じ縮尺で、連続した図面なら、1つを正確に調整した後、他のPDFも同じ尺度で挿入していけば効率的です。

手作業のミスも減らせて一石二鳥ですね。

**レイヤー機能を活用するのもおすすめ!**
各PDFを違うレイヤーに置いておけば、必要なときだけ表示させたり、邪魔なPDFを隠したりできます。

画面がごちゃごちゃしないので、作業に集中できますよ。

それから、複数のPDFをまとめて移動させたりコピーしたりするときは、グループ化しておくと便利です。

いちいち1つずつ選ぶ手間が省けて、まとめて操作できます。

OLEオブジェクトと外部参照、どっちを選ぶ?

この2つの方法、どちらを選ぶかで後の作業が変わってきます。

**OLEオブジェクトが向いているとき:**
– 他の人とファイルを共有することが多い
– PDFファイルを別途渡すのが面倒
– シンプルな作業で済ませたい

図面ファイルにデータが埋め込まれるので、PDFファイルを別に渡す必要がないのが最大のメリット。

参照が切れる心配もありません。

ただし、画質がちょっと落ちることがあったり、ファイルサイズが大きくなりがちだったり、後から細かい調整ができなかったりというデメリットもあります。

**外部参照が向いているとき:**
– 高画質で表示させたい
– 後から回転や一部表示などの調整をしたい
– ファイルサイズを抑えたい
– 元のPDFが更新される可能性がある

外部参照なら、元のPDFファイルとリンクしているので画質が良く、ファイルサイズも抑えられます。

後からの調整も自由自在です。

でも注意点もあります。

ファイルを共有するときは、PDFファイルも一緒に渡さないといけません。

それに、PDFファイルの場所が変わったり、削除されたりすると「参照切れ」という問題が起きて、AutoCADでPDFが表示されなくなってしまいます。

まとめ

どちらの方法も、何をしたいかと作業の流れを考えて選ぶのが一番大切です。

最初は試行錯誤するかもしれませんが、慣れてくればきっと上手に使い分けられるようになりますよ!

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