AutoCADの白塗りで困った時の対処法をお探しですね。
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AutoCADの「白塗り」で困ったときの解決法
AutoCADを使っていると、「図面の一部を白く塗りつぶしたい」「白い線を印刷したら黒くなった!」「図面を重ねてきれいに見せたい」といった「白」に関する問題で頭を悩ませることがありませんか?
一見簡単そうな「白」の表現ですが、実はAutoCADならではのクセがあって、思い通りにいかないことが多いんです。
でも大丈夫!この記事では、そんな「白塗り」の悩みをスッキリ解決する方法をわかりやすく説明していきます。
AutoCADの「白」って実は複雑なんです
まず知っておきたいのが、AutoCADの「7番色」の不思議な性質です。
この色は画面の背景が黒なら「白」に見えて、背景が白なら「黒」に見えるという、ちょっと変わった特徴があります。
これは図面を見やすくするための機能なのですが、いつも「白」として使いたい場合には困ってしまいますよね。
例えば、白い背景に白いハッチングを描こうとしても、7番色だとそのハッチングが黒く表示されて、全然白く見えません。
本当の「白」を使うには?
そんなときは「True Color」という機能を使いましょう。
これはRGB値(赤・緑・青の値)で色を細かく指定できる機能で、「RGB(255,255,255)」と入力すれば純粋な白を作ることができます。
ただし注意点が一つ。
AutoCAD LT 2004などの古いバージョンではこの機能が使えません。
True Colorが使えるようになったのはAutoCAD LT 2009以降なので、古いバージョンを使っている方はアップデートを検討してみてくださいね。
図面の一部を隠したいときの「白塗り」テクニック
図面上の文字や線を隠したいとき、白いハッチングはとても便利です。
例えば、土地の区画図で特定の情報を隠したいときや、設計変更で不要になった部分を覆いたいときなどに活躍します。
白いハッチングの作り方
1. 「ハッチング」コマンドを実行
2. 「SOLID」パターンを選択
3. 色を「RGB(255,255,255)」に設定
4. 隠したい部分を囲むように点を指定するか、閉じた図形を選択
これで完璧な白いハッチングができあがります!
印刷時の注意点
ただし、ハッチングに透過性を設定していると、印刷時にグレーや黒で出力されることがあります。
特にAutoCAD 2018などで起こりやすい問題です。
完全に隠したい場合は、透過性を0%に設定するか、印刷プレビューで事前にチェックしておくことをおすすめします。
重ねたビューポートで「白背景」を作る方法
複数のビューポートを重ねて配置するとき、上側のビューポートの背景を白くしたいことがありますよね。
でも残念ながら、AutoCADのビューポートには直接「背景色」を設定する機能がありません。
「くり抜き」テクニックで解決!
そんなときは「くり抜き」という方法を使います。
これは、上側のビューポートが重なる部分を下側のビューポートから削除したり、非表示にしたりするテクニックです。
具体的には、上側のビューポートの枠を編集して、重なる部分が「開いた」状態になるように調整します。
これで下側の図面要素が見えなくなり、まるで白い背景があるかのような効果を得られます。
印刷・PDF出力で白線がうまく出ないときは?
「画面では白く見えるのに、印刷すると黒くなってしまう」「PDFにすると薄いグレーになる」といった問題もよくあります。
印刷スタイルをチェックしよう
この問題の原因は、多くの場合「印刷スタイル」の設定にあります。
CTBファイルやSTBファイルで、各色番号の「印刷時の色」が設定されているんです。
色番号7番が「黒」で印刷されるように設定されていると、画面で白く見えていても印刷時には黒になってしまいます。
解決方法
1. 印刷スタイルマネージャーを開く
2. 色番号7番の「出力色」を「白」に変更
3. 設定を保存
これで白線がちゃんと白で印刷されるようになります。
PDF出力での対処法
PDF出力時に白線が薄いグレーになる場合は、PDFビューアやプリンター設定、PDF変換ソフトの品質設定が影響している可能性があります。
どうしても解決しない場合は、PDFをJPEGなどの画像形式に変換してから、画像編集ソフトで白い部分を調整するという方法もあります。
まとめ
AutoCADの「白塗り」問題は、色の特性や印刷設定を理解すれば必ず解決できます。
ポイントは:
– 純粋な白が欲しいときは「True Color RGB(255,255,255)」を使う
– ハッチングで隠すときは透過性に注意
– ビューポートの重ね合わせは「くり抜き」テクニックで
– 印刷時の問題は印刷スタイルの設定を確認
これらのテクニックをマスターすれば、思い通りの「白」を表現できるようになりますよ!
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