アイソメ図について情報をお探しですね。
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アイソメ図って何?身近にあふれる立体表現の秘密
「アイソメ図」って聞いたことありますか?普段はあまり意識していないかもしれませんが、実はとても身近な存在なんです。
家具の組み立て説明書、ゲームの画面、建物の設計図など、私たちの周りにはアイソメ図がいっぱい。
平面の図だけだと「これ、実際はどんな形?」って想像しにくいものも、アイソメ図なら立体的でわかりやすく見せてくれます。
まるで小さな模型を眺めているような感覚で、複雑な形もスッキリ理解できる、とても便利な表現方法なんです。
アイソメ図の正体は?名前の由来と「等角」のなぞ
アイソメ図は「アイソメトリック図」を短くした呼び方で、立体的なものを斜め上から見下ろすように描いた図のことです。
名前の由来はギリシャ語の「iso(同じ)」と「metric(長さ)」で、「長さが同じ」という意味があります。
日本語では「等角投影図」とも呼ばれるのですが、ここでちょっと注意が必要です。
「等角」と聞くと「角度が同じ」と思いがちですが、実際は違うんです。
現実では90度の直角も、アイソメ図では120度で描かれます。
じゃあなぜ「等角」なのかというと、図の中で縦・横・高さを表す3つの軸が、いつも120度ずつの角度で交わるように描かれているから。
この3つの軸の関係が常に同じ(等しい)なので「等角」と呼ばれているんです。
この特別な描き方のおかげで、遠近感に左右されることなく、どの部分も同じ縮尺で立体的に表現できるというわけです。
なぜアイソメ図が重要なの?パース図と何が違う?
アイソメ図が設計や説明でよく使われる一番の理由は、「どこを見ても縮尺が同じ」ということです。
パース図(透視図)は、まるで写真のように遠近感があってリアルに見えます。
完成した時の雰囲気や見た目を伝えるにはとても優れているんです。
でも、手前のものは大きく、奥のものは小さく描かれるので、実際の大きさや広さを正確に比べるのは難しいんです。
例えば、リビングから見たキッチンのパース図では、キッチンが実際にどのくらいの広さなのか、正確には分からないですよね。
一方、アイソメ図なら手前も奥も同じ縮尺で描かれているので、遠近感に惑わされることなく、すべての大きさや広さを正確に把握できます。
家具をどこに置こうか考えたり、人が通る道筋を検討したり、そんな実用的な作業にはアイソメ図がとても役立つんです。
平面図だけだと想像しにくい立体的な構造も、感覚ではなくきちんと理解できるようになります。
アイソメ図とアクソメ図、どう使い分ける?
立体的な表現方法には、アイソメ図のほかに「アクソメ図」というものもあります。
アクソメ図は「アクソノメトリック図」の略で、「軸側投影法」とも呼ばれます。
アイソメ図は3つの軸を120度間隔できっちり配置する厳密なルールがあるのに対し、アクソメ図はもっと簡単に作れます。
平面図を一定の角度(例えば60度)傾けて、そこから垂直に高さを立ち上げるだけ。
平面図をほぼそのまま使えるので、短時間でパパッと作ることができます。
ただし、見た目はちょっと不自然に感じることもあります。
アイソメ図の方がより計算されて描かれているので、見た目の安定感や正確さは上ですが、その分作るのに時間がかかります。
なので、「とりあえず立体的に見せたい」「急いで検討したい」という時はアクソメ図を、「きちんとした資料を作りたい」「正確に伝えたい」という時はアイソメ図を、というように使い分けるのがコツです。
アイソメ図の描き方と活用例
アイソメ図を描くには、Adobe Illustratorなどの専用ソフトがよく使われます。
基本的な手順は、まず対象物の正面図、側面図、上面図を用意します。
それぞれの図に対して、決まった比率で縮小したり(水平方向を約86.6%など)、傾けたり回転させたりして、アイソメ図の軸に合うように変換していきます。
例えば、上面図を変換してから高さの線を引いて、各面をつなぎ合わせることで、ゆがみのない立体図ができあがります。
この方法で作られたアイソメ図は、本当にいろんな場面で活躍しています。
家電の組み立て説明書、複雑な機械の内部を説明する図、建物の全体像やリフォーム後のイメージ図、そしてゲームの世界を表現するクォータービューなど、私たちの生活のあちこちで見つけることができます。
正確な大きさがわかって、しかも見た目にもわかりやすい。
専門的な説明から、誰にでも理解しやすい説明まで、幅広く使える便利な表現方法です。
描き方を覚えれば、きっとあなたも活用できるはずですよ。
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