AutoCADの寸法線と縮尺について情報をお探しですね。

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AutoCADの寸法線がおかしくなる問題を解決しよう!

AutoCADで図面を描いていると、「あれ?寸法線のサイズがおかしい!」「さっきまで正常だったのに、急に表示が変わった!」なんて経験、ありませんか?特に違う縮尺の図面を扱っているときは、この問題で作業が止まってしまうことがよくあります。

今回は、そんな寸法線の縮尺トラブルを根本から解決する方法を、分かりやすく説明していきます。

寸法線と縮尺の基本を理解しよう

まず、AutoCADの基本的な仕組みを確認しましょう。

普通は、モデル空間で実際のサイズ(1:1)でオブジェクトを描き、レイアウト空間で図面をまとめて印刷用に調整します。

レイアウト空間では、ビューポートという窓を通してモデル空間を見ているような感じで、この窓ごとに違う縮尺を設定できるんです。

ここで問題になるのが、寸法線や文字などの表示です。

縮尺が変わるたびに、これらのサイズを手動で調整するのは本当に面倒ですよね。

フォーラムでよく見かける「1/10で寸法を測っていたら、いきなり1/1になった」という現象も、ビューポートが勝手に切り替わったり、設定が変わったりすることで起こります。

「異尺度対応」機能で問題解決!

そこで登場するのが「異尺度対応」という便利な機能です。

この機能を使うと、どんな縮尺に変更しても、寸法線や文字が用紙上で常に同じサイズで表示されるように自動調整してくれます。

例えば、文字の高さを用紙上で3mmに設定しておけば、1:100の図面でも1:50の図面でも、印刷すると必ず3mmの高さになります。

もう手動でサイズを計算する必要はありません!縮尺ごとに別々の寸法を作る手間も省けて、作業効率がグンと上がります。

モデル空間での設定方法

異尺度対応を使うには、まずモデル空間で準備が必要です。

手順は次の通りです:

1. ステータスバーの「現在のビューの注釈尺度」を設定
2. 寸法スタイル管理や文字スタイル管理で「異尺度対応」にチェック
3. ブロックを作るときも、定義画面で「異尺度対応」を有効にする

既に作った寸法や文字も、プロパティパレットから後で「異尺度対応」を「はい」に変更できます。

設定がうまくいくと、オブジェクトにカーソルを合わせたときに特別なマークが表示されるので、すぐに分かりますよ。

レイアウト空間での活用法

モデル空間での準備ができたら、今度はレイアウト空間で仕上げです。

各ビューポートを選んで、プロパティパレットから「注釈尺度」を設定するだけ。

すると、そのビューポート内の寸法や文字が、指定した縮尺に合わせて自動的に調整されます。

特に重要なのは、寸法スタイル管理の「フィット」タブで「異尺度対応」と「レイアウト尺度を適用」がちゃんと選択されているかチェックすることです。

ここの設定が間違っていると、縮尺を変えても寸法値が正しく表示されません。

また、一つの寸法に複数の縮尺を対応させて、それぞれの縮尺での表示位置を個別に調整することもできます。

これで、詳細図でも寸法が重ならずに、見やすい図面が作れるようになります。

まとめ

異尺度対応機能をマスターすれば、寸法線の縮尺トラブルから解放されて、もっと効率的に図面作成ができるようになります。

最初は設定が少し複雑に感じるかもしれませんが、一度覚えてしまえば作業がとても楽になりますよ。

ぜひ試してみてください!

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