AutoCADでアイソメ図の寸法についてお探しですね。
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AutoCADでアイソメ図の寸法をきれいに入れる方法
AutoCADで「アイソメ図」を描くと、まるで3Dのような立体的な図面を簡単に作ることができて便利ですよね。
でも、いざ寸法を入れようとすると、「あれ?寸法線が変な方向を向いてる…」「文字が斜めになって読みにくい…」なんてことありませんか?
今回は、そんな悩みを解決して、見た目もバッチリなアイソメ図に寸法を入れる方法を、初心者の方でもわかるように説明していきます。
1. アイソメ図の基本的な描き方
まずは、アイソメ図がどういうものかおさらいしましょう。
アイソメ図は、実際に3Dで作るのではなく、普通の2Dの線を30度の角度で傾けて配置することで、立体的に見せる描き方です。
配管の図面や機械の設計図でよく使われています。
アイソメ作図モードをオンにしよう
最初に、AutoCADの画面下にあるステータスバーで「アイソメ作図(ISODRAFT)」をクリックしてオンにします。
もしこのボタンが見当たらない場合は、ステータスバーの右端にある三本線のマークをクリックして、メニューから「アイソメ作図」を選んで表示させてください。
F5キーが超便利!
アイソメ作図モードがオンになったら、**F5キー**を押してみてください。
押すたびに作図の向きが「上面」「右側面」「左側面」と切り替わります。
これがアイソメ図を描くときの秘密兵器なんです!
例えば、立方体を描くときは:
1. F5キーで「上面」を選んで、底面の四角形を描く
2. F5キーで「右側面」に切り替えて、縦の線を描く
3. また「上面」に戻って、残りの線をつなぐ
この繰り返しで、あっという間に立体的な形ができあがります。
2. 寸法線をきれいに配置する方法(DIMEDITコマンド)
普通に寸法を入れると、線が変な方向を向いて見た目が悪くなってしまいます。
そこで登場するのが「DIMALIGNED」と「DIMEDIT」コマンドの組み合わせです。
手順1:まず普通に寸法を入れる
「DIMALIGNED」(平行寸法記入)コマンドで、寸法を入れたい線に沿って寸法線を配置します。
この時点では、まだ見た目がイマイチかもしれません。
手順2:寸法線の角度を調整する
ここからが重要なポイントです!
1. コマンドラインに「DIMEDIT」と入力してEnter
2. オプションで「スライド(O)」を選択
3. 調整したい寸法線をクリック
4. 角度を「30」や「-30」などと入力してEnter
この角度調整で、寸法線がアイソメ図の面にピッタリ合うようになります。
右側面や左側面では30度や150度(-30度と同じ)を使い分けることで、すべての寸法線が美しく揃います。
3. 寸法の文字も傾けよう(DIMTEDITコマンド)
寸法線がきれいになっても、文字が水平のままだと、まだ完璧とは言えません。
そんなときは「DIMTEDIT」コマンドの出番です。
文字の角度を調整する手順
1. コマンドラインに「DIMTEDIT」と入力してEnter
2. 角度を変えたい寸法線をクリック
3. 「角度(A)」を選択
4. 30度や-30度など、面に合わせた角度を入力してEnter
これで寸法の文字もアイソメ図にしっくりなじんで、プロが作ったような仕上がりになります!
4. 普通の文字もきれいに配置しよう
部品名や注釈なども、アイソメ図に合わせて傾けると、より統一感のある図面になります。
テキストを傾ける方法
1. 「TEXT」コマンドで文字を作成
2. 作成した文字を選択して右クリック
3. 「プロパティ」を開く
4. 「回転」の項目に30度や-30度を入力
例えば:
– 左側面の説明文字 → 30度
– 右側面の説明文字 → -30度
このように面に合わせて角度を設定すると、文字も立体的な図面に自然に溶け込みます。
まとめ
最初は少し手間に感じるかもしれませんが、これらのテクニックを覚えると、2DのAutoCADでも3Dソフトで作ったような高品質なアイソメ図が作れるようになります。
ポイントをおさらいすると:
– **F5キー**で作図面を切り替え
– **DIMEDIT**で寸法線の角度調整
– **DIMTEDIT**で寸法文字の角度調整
– **プロパティ**で一般文字の回転設定
慣れてくると、これらの操作がスムーズにできるようになって、きれいなアイソメ図がサクサク描けるようになりますよ!
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