CADの平行寸法と長さ寸法の違いと変換についてお探しですね。

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CADの「平行寸法」と「長さ寸法」の違いと変換について

CADソフトで図面を描くとき、寸法を正確に入れることはとても大切ですよね。

でも、寸法にもいくつか種類があって、特に「平行寸法」と「長さ寸法」という2つのタイプは、それぞれ違った使い方をします。

実は、この2つの寸法を簡単に変換する機能がないことが多くて、多くのCADユーザーが困っているんです。

1. 平行寸法と長さ寸法って何が違うの?

CADで寸法を入れるとき、「平行寸法」と「長さ寸法」という2つの方法があります。

この2つは使う場面が全然違うんです。

**平行寸法**は、斜めに描かれた線の実際の長さを測るときに使います。

例えば、屋根の傾斜や斜めの部品があるとき、その線と平行に寸法線を引いて、実際の長さを表示してくれます。

斜めの形でも正確な寸法が分かるので、とても便利です。

**長さ寸法**は、水平(横方向)や垂直(縦方向)の距離を測るときに使います。

建物の壁の幅や、部品の高さなどを表すときによく使われます。

斜めの線を選んでも、その線の横の成分や縦の成分の長さだけを測ってくれます。

この2つを上手に使い分けることで、いろいろな形の図面を分かりやすく表現できるようになります。

2. なんで変換したくなるの?

AutoCADを使っている人たちから、「平行寸法で描いた寸法を、後から長さ寸法に変えたい」という声をよく聞きます。

その一番の理由は、「寸法の補助線の長さを調整して、図面を見やすくしたい」ということです。

平行寸法で作った寸法は、補助線の長さや位置を調整するのが長さ寸法よりも難しいことがあります。

図面が複雑になってくると、寸法線の位置を細かく調整して見やすくしたいのに、平行寸法だとうまくいかないことがあるんです。

だから、もっと自由に編集できる長さ寸法に変換したいと思う人が多いんですね。

また、他の人が作った図面を修正するとき、自分が慣れている寸法の種類に統一したいという気持ちもあるようです。

3. 変換の問題点と解決方法

残念ながら、AutoCADなどの主要なCADソフトでは、平行寸法を長さ寸法に「簡単に変換する」機能は標準では用意されていません。

これは、2つの寸法が測っているものが根本的に違うからです。

LISPという方法もあるけれど…

AutoCADをカスタマイズできる「LISP」というプログラミング言語を使えば、変換ツールを作ることができます。

実際に「Jo_dim_alg2rot.fas」のようなツールも存在します。

でも、LISPを使うには専門的な知識が必要だし、すべてのAutoCADで確実に動くとは限りません。

また、変換できても、結局は補助線の調整などを手作業でやり直すことが多いのが現実です。

一番確実な方法は「作り直し」

実は、一番確実で効率的な方法は、「既存の寸法を削除して、新しく長さ寸法で作り直す」ことです。

一見面倒に思えますが、LISPで変換しても結局細かい調整は手作業になることが多いので、最初から作り直した方が早い場合も多いんです。

4. 最初から上手に寸法を入れるコツ

変換の問題を避けるために、最初から適切な寸法の種類を選ぶことが大切です。

– **斜めの線の実際の長さが知りたい** → 平行寸法
– **横や縦の距離が知りたい** → 長さ寸法

この使い分けを最初からしっかりやっておけば、後で困ることが少なくなります。

また、CADの「寸法スタイル」機能を活用するのもおすすめです。

補助線の長さや矢印の形、文字の配置などを事前に設定しておけば、後からの修正作業がぐっと楽になります。

もし頻繁に変換作業が必要なら、LISPやマクロで自分専用のツールを作るのも良いでしょう。

手作業の繰り返しを自動化できれば、作業効率がアップします。

結局のところ、それぞれの寸法の特徴をよく理解して、目的に合わせて最適な方法を選ぶことが、効率的なCAD作図への近道なんです。

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