AutoCADの座標データをExcelに取得するマクロの作り方をお探しですね。

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AutoCADの座標データをExcelに自動で取り出すVBAマクロの作り方

AutoCADで図面を作る時、「この点の座標は何だろう?」「ポリラインの頂点座標を全部知りたい」と思うことってありませんか?そんな時、一つひとつ手作業で調べるのは本当に大変です。

でも、VBA(Visual Basic for Applications)というプログラムを使えば、この面倒な作業をパソコンに任せることができるんです。

今回は、AutoCADからExcelに座標データを自動で取り出す方法を、分かりやすく説明していきます。

1. VBAマクロって何?座標を自動で取得するメリット

VBAマクロは、AutoCADで同じような作業を繰り返す時に、「これ、自動でやってくれたらいいのに…」という願いを叶えてくれるツールです。

普通なら、座標を調べる時は「LIST」コマンドや「ID」コマンドを使って、出てきた数字をコピーして、Excelに貼り付けて…という作業を何度も繰り返しますよね。

でも、調べたい点が10個、20個、100個あったらどうでしょう?考えただけでも疲れてしまいます。

VBAマクロを使えば、こんないいことがあります:
– 一度に大量の座標を取得できる
– コピー&ペーストのミスがなくなる
– 空いた時間で他の大切な仕事ができる
– 取得したデータを設計の検証や計算にすぐ使える

例えば、設計図と実際の測量データを比べたり、構造計算ソフトに数値を入力したりする時に、マクロで取得した正確な座標データがとても役立ちます。

2. 点オブジェクトの座標を取得するマクロを作ってみよう

AutoCAD図面にある「点」の座標を一気に取り出すマクロの作り方を見てみましょう。

基本的な流れはこんな感じです:
1. 図面内にあるすべての図形をチェックする
2. その中から「点」だけを見つける
3. 見つけた点の座標(X, Y, Z)を取得する
4. 取得した座標を見やすい形に整える

ここで大切なポイントがあります。

座標データを受け取る変数は「Variant型」という種類で作ることです。

他の型を使うとエラーが出ることがあるので注意しましょう。

取得した座標は、小数点以下の桁数を揃えたり、図面上に文字として表示したり、Excelに書き出したりできます。

これで、図面上のすべての点の位置が一目で分かるようになります。

プログラムのコード自体はそれほど複雑ではなく、図面内の要素を順番にチェックしていく仕組みで作られています。

3. ポリラインの頂点座標をExcelに送り込む応用技

点だけでなく、ポリライン(連続した線)の頂点座標をExcelに出力する方法も覚えておくと便利です。

ポリラインは複数の頂点でできているので、それらの座標を順番に取り出していきます。

基本的な考え方は点の場合と同じで、図面内の図形をチェックして、今度は「ポリライン」を探します。

見つけたポリラインからは、すべての頂点の座標を配列(データの集まり)として取得できます。

この座標データをExcelの表に書き込むには、AutoCADからExcelを操作するプログラムを書く必要があります。

ただし、注意点もあります:
– 非常に長いポリラインの場合、すべての頂点が取得できないことがある
– 3Dポリラインから2Dポリラインに変換した時に問題が起こることがある

こんな時は、AutoCADの設定を確認したり、ポリラインを短く分割したりして対処します。

4. マクロを作る時の注意点と上手な使い方

座標取得マクロを作って実際に使う時は、いくつかのコツがあります。

**プログラムを安定させるために:**
– エラーが起きた時の対処方法を書いておく
– 座標値は「Variant型」で受け取る
– 大きな図面を処理する時は、段階的に実行する

**使いやすくするために:**
– 出力先(図面内、Excel、CSVファイルなど)を選べるようにする
– 小数点以下の桁数を設定できるようにする
– 簡単なボタンやメニューを作って操作しやすくする

**処理速度を上げるために:**
– 画面の更新を一時的に止める
– 必要のない処理は省く
– メモリの使用量を抑える工夫をする

こうした工夫をすることで、毎回プログラムを書き直すことなく、色々な場面で使える便利なマクロになります。

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、一度作ってしまえば、座標取得の作業がとても楽になります。

ぜひチャレンジしてみてください!

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