AutoCADでハッチングができない時の対処法をお探しですね。
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AutoCADでハッチングがうまくいかない時の解決方法
AutoCADを使っていて「ハッチングができない!」「思った通りに表示されない!」って困ったことありませんか?実は、これってよくあるトラブルなんです。
でも大丈夫!原因がわかれば、意外と簡単に解決できることが多いんですよ。
今回は、ハッチングの問題を解決するためのポイントを、わかりやすく説明していきますね。
境界線がちゃんと閉じていない問題
ハッチングがうまくいかない一番の理由は、実は「線がちゃんと閉じていない」ことなんです。
「閉じた境界を検出できません」なんてエラーが出たら、まずは図形に隙間がないかチェックしてみましょう。
AutoCADには便利な機能があって、隙間がある場所を赤い丸で教えてくれるんです。
隙間を見つけたら、PEDITコマンドを使って線をくっつけてポリラインにしたり、ストレッチ機能で端点をピタッと合わせたりして直しましょう。
他にも、線が重なっていたり、ねじれていたりすることもあります。
特に3Dデータから作った図面や複雑な形だと、見えないところで線が重なっていることがよくあるんです。
そんな時は「Overkill」コマンドを使うと、余計な重複した線を削除してくれて問題が解決することがあります。
どうしても境界線を直すのが大変な時は、Hatchコマンドの「ギャップ許容値」を設定してみてください。
少しの隙間なら無視してハッチングしてくれるようになります。
ただし、これは応急処置なので、できれば境界線をきちんと直すのがおすすめです。
システムの設定が原因の場合
ハッチングはちゃんと作られているはずなのに画面に表示されない、なんてことありませんか?これは、AutoCADの設定が原因かもしれません。
チェックしてほしい設定がいくつかあります:
**FILLMODE**:これが「0」になっていると、ハッチングが作られても見えません。
「1」に設定しましょう。
**HPMAXLINES**:ハッチングで作られる線の最大数を決めています。
細かいパターンでこの数が少なすぎると、ハッチングが途切れたり全く表示されなくなったりします。
初期値は30万ですが、必要に応じて調整してください。
**TRANSPARENCYDISPLAY**:透明度の表示を決めています。
透明なハッチングが表示されない時は、この値を確認してみてください。
これらの設定はコマンドラインに直接入力して変更できます。
ただし、数値を大きくしすぎるとパソコンが重くなることがあるので、様子を見ながら調整してくださいね。
ハッチングパターンの問題
使っているハッチングパターンが複雑すぎたり、設定がおかしかったりすることもあります。
パターンの間隔が細かすぎて、まるで塗りつぶしのように見えてしまうこともあるんです。
そんな時は、ハッチングエディタを開いて「尺度」を大きくしてみてください。
パターンの間隔が広くなって見やすくなります。
それでもダメなら、もっとシンプルなパターンに変更するか、いっそのことソリッド(塗りつぶし)にしてしまうのも手です。
古い図面や他の人から受け取ったファイルの場合、ハッチングデータが壊れていることもあります。
ファイルサイズが異常に大きくなっている時は要注意です(普通なら300KB程度なのに3MBになっているとか)。
そんな時は、思い切って古いハッチングを削除して作り直すのが一番確実です。
PURGEコマンドで図面全体をお掃除するのも効果的ですよ。
パソコンの性能やソフトの問題
最後に、パソコンやAutoCAD自体の問題もあります。
複雑な図面をたくさん扱う時は、パソコンのグラフィックカード(ビデオカード)の性能が影響することがあります。
ドライバが古かったり、性能が足りなかったりすると、ハッチングの表示がおかしくなることがあるんです。
ドライバを最新にアップデートしたり、必要なら新しいグラフィックカードに交換したりしてみてください。
AutoCADを長く使っていると、設定ファイルが壊れることもあります。
特定の場所(ブロックエディタ内など)でだけハッチングができない時は、AutoCADの設定をリセットしたり、更新プログラムを適用したりすると改善することがあります。
まとめ
ハッチングの問題は最初は難しく感じるかもしれませんが、原因を一つずつ確認していけば必ず解決できます。
まずは境界線をチェックして、次にシステム設定を確認し、それでもダメならパターンやデータの問題を疑ってみてください。
困った時は焦らずに、この記事を参考にして一つずつ試してみてくださいね。
きっとスムーズにハッチングができるようになりますよ!
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