AutoCADのペーパー空間とモデル空間の使い方をお探しですね。
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AutoCADの「モデル空間」と「ペーパー空間」を使いこなそう!
AutoCADで図面を作るとき、「モデル空間」と「ペーパー空間(レイアウト空間)」という2つの作業場所があります。
この2つはそれぞれ違う役割を持っていて、うまく使い分けることで効率よく図面を作れるんです。
特に、間違ってペーパー空間に描いてしまった図形を、本来の場所であるモデル空間に移す方法は、とても大切なテクニック。
チームで作業するときや、図面を整理するときに必ず役に立ちます。
モデル空間とペーパー空間って何が違うの?
**モデル空間**は、実際の大きさで図面を描く「作業台」のような場所です。
建物や機械の部品など、設計したいものをすべて実寸で描きます。
広さに制限がないので、どんなに大きなものでも自由に描けます。
**ペーパー空間**は、図面を印刷するための「紙面」をイメージした場所です。
ここには図面の枠や表題欄、説明文などを配置します。
そして「ビューポート」という窓を通して、モデル空間で描いた図面を好きな大きさで表示できるんです。
例えば、建物全体の図面と詳細図を1枚の紙に印刷したいとき、モデル空間では実寸で描いておいて、ペーパー空間で全体図は小さく、詳細図は大きく表示する、といった使い方ができます。
なぜペーパー空間からモデル空間に移動する必要があるの?
よくあるのが、「あ、間違えてペーパー空間に描いちゃった!」というケースです。
本当はモデル空間に描くべき図形を、うっかりペーパー空間に描いてしまうことがあります。
ペーパー空間に描いた図形は、印刷される紙の上での大きさになってしまうので、モデル空間の実寸の図形と合わなくなってしまいます。
これでは困りますよね。
また、みんなで協力して図面を作るときは、すべての図形がモデル空間にまとまっていた方が、データの共有や修正がしやすくなります。
図面をきちんと整理しておくことで、後で困ることがなくなるんです。
実際にやってみよう!ペーパー空間→モデル空間への移動方法
移動の作業は「CHSPACE(空間変更)」というコマンドを使えば簡単です。
手順を見てみましょう。
1. **準備**:移動したい図形があるレイアウトタブをクリックして開きます
2. **コマンド実行**:コマンドラインに「CHSPACE」と入力するか、[ホーム]タブの[修正]パネルにある[空間変更]ボタンをクリックします
3. **図形を選択**:ペーパー空間にある移動したい図形をクリックして選び、Enterキーを押します
4. **移動先を指定**:もしビューポートが複数ある場合は、どのビューポートに移動するかを選んでEnterキーを押します
**ここで注意!** 移動した図形は、選んだビューポートの縮尺に合わせて自動的にサイズが変わります。
見た目は同じでも、実際の大きさが変わっている可能性があるので、移動後は寸法をチェックしておきましょう。
逆方向の移動もできます
「CHSPACE」コマンドは、モデル空間からペーパー空間への移動もできます。
手順は基本的に同じで、今度はビューポート越しにモデル空間の図形を選んで、ペーパー空間に移動させます。
この場合も、移動元のビューポートの縮尺に合わせて図形のサイズが調整されるので、見た目は変わりませんが実際のサイズは変わることを覚えておいてください。
まとめ
AutoCADのモデル空間とペーパー空間を自由に行き来できる「CHSPACE」コマンドは、図面作成をもっと柔軟にしてくれる便利な機能です。
それぞれの空間の特徴を理解して、この移動テクニックをマスターすれば、効率よく正確な図面が作れるようになります。
最初は慣れないかもしれませんが、練習すればきっと使いこなせるようになりますよ!
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