AutoCAD LT2004で法面記号のハッチングパターンをお探しですね。
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AutoCAD LT2004で法面記号を上手に使うコツ
土木や造園の図面を描くとき、法面記号(のりめんきごう)って必要ですよね。
でも、AutoCAD LT2004のような汎用CADには、専門的な法面記号が最初から入っていないんです。
測量専用のCADなら最初から用意されているのに、一般的なCADでは自分で工夫しなければなりません。
今回は、当時多くの設計事務所で使われていたAutoCAD LT2004で、どうやって法面記号を効率よく描けるようになったのか、その方法と気をつけるポイントをわかりやすく説明します。
AutoCAD LT2004の法面記号、何が大変だった?
AutoCAD LT2004は、いろんな分野で使える便利なCADでした。
でも、「なんでも使える」がゆえに、土木や造園でよく使う法面記号のような専門的なものは標準では用意されていませんでした。
測量CADなら法面記号がボタン一つで描けるのに、LT2004では一本一本線を引いたり、基本的なハッチング(塗りつぶしパターン)を組み合わせたりして、手作業で描くしかありませんでした。
これがとても時間がかかって、図面の量が増えるほど作業が大変になっていました。
当時のAutoCADには、砂利やコンクリート、木材などの一般的な材料を表現するハッチングはたくさんありました。
でも、法面記号特有の「短い線がいくつも並んで、先端が三角になっている」ような複雑なパターンはほとんどなかったんです。
効率アップのための工夫
そこで、設計者たちはいろいろな工夫をしました。
専用ツールを使う
有限会社南九州総合設計が作った「Auto_法面NANKYU」のような、法面記号を自動で描いてくれるツールがありました。
こういうツールを使えば、手作業の時間を大幅に短縮できました。
ただし、古いバージョンのAutoCADでは最新のツールが使えなかったり、パソコンのOSをアップデートしたら動かなくなったりすることもありました。
プログラムを作る
もっと本格的な方法として、LISP(.lspファイル)やVLX(.vlxファイル)というプログラムを使う方法もありました。
これらは、AutoCADの作業を自動化するためのプログラム言語で、法面記号を配置する専用のコマンドを作ることができました。
当時の設計事務所では、こうしたプログラムを作ったり、インターネットで配布されているものを使ったりして、作業を効率化していました。
自分だけのハッチングパターンを作る
法面記号の見た目を統一して、きれいな図面にするために、自分だけのハッチングパターンを作る方法もありました。
AutoCADのハッチングパターンは「.pat」という拡張子のテキストファイルで作られています。
このファイルを編集すれば、オリジナルのパターンを追加できます。
法面記号のパターンを作るときは、次のようなことを決める必要がありました:
– 短い線の長さはどのくらいか
– 線の傾きはどの角度か
– 線と線の間隔はどのくらいか
– 三角の形はどう配置するか
これを数字で表現するのは少し難しかったのですが、一度作ってしまえば何度でも使えるので、とても便利でした。
古いバージョンを使い続ける問題点
AutoCAD LT2004のような古いバージョンを使い続けるのは、いくつかの問題がありました。
OSとの相性が悪くなる
一番大きな問題は、パソコンのOS(WindowsやMac)が新しくなると、古いCADがうまく動かなくなることでした。
Windows 7以降では、LT2004が不安定になったり、一部の機能が使えなくなったりしました。
セキュリティの面でも心配でした。
カスタマイズしたものが使えなくなる
せっかく時間をかけて作ったプログラムやパターンも、新しいバージョンのCADでは動かなくなることがありました。
これはとてももったいないことでした。
今ならもっと簡単に
現在のAutoCAD LTや他のCADソフトでは、土木・造園設計向けの機能がずっと充実しています。
法面記号も簡単に描けるようになっています。
もしLT2004を今でも使い続けるなら、互換性の問題を理解した上で、ブロック機能やグループ化を活用して手動で工夫するか、思い切って新しいCADソフトに移行することをおすすめします。
長い目で見れば、その方が効率的で安全だからです。
古いソフトを使うのも味があっていいのですが、時代に合わせてツールをアップデートすることも大切ですね。
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