AutoCADで円弧を含む図形の面積を測定する方法をお探しですね。

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AutoCADで円弧を含む図形の面積を簡単に測る方法

AutoCAD(オートキャド)で設計や図面を描くとき、図形の面積を正確に測ることってとても大切ですよね。

材料費を計算したり、部屋の広さを調べたりと、いろんな場面で必要になります。

特に円弧が入った複雑な形の面積計算は「難しそう…」と思うかもしれませんが、実はAutoCADには便利な機能がたくさん用意されています。

今回は、円弧を含む面積を測るための具体的な方法と、作業をもっと楽にするコツをわかりやすく説明していきます。

1. まずは基本!「計測コマンド(MEASUREGEOM)」を使ってみよう

AutoCADで面積を測るときの基本となるのが「計測コマンド(MEASUREGEOM)」です。

このコマンドを使えば、距離や角度、そして面積などいろんな情報を調べることができます。

円弧が含まれる図形の面積を測りたいときは、まず「MEASUREGEOM」コマンドを実行して、メニューから「面積」を選びます。

その後、測りたい範囲の境界線を、マウスでクリックしながら順番に指定していきます。

このとき、オブジェクトスナップ機能(OSNAP)を使うと、正確にポイントを指定できて便利です。

円弧の部分については、オプションで「円弧」を選択すれば、円の中心点と終点を指定するだけで、きれいに円弧の境界を設定できます。

すべての境界を指定し終わると、AutoCADが自動的に面積を計算して表示してくれます。

計算結果は緑色で表示されるエリアで確認できます。

さらに便利なのが、[F2]キーを押すとコマンドウィンドウの履歴から計測結果をコピーできることです。

これで報告書作りなどもスムーズになりますね。

ただし、この方法は複雑な形状の場合、たくさんクリックする必要があるので、ちょっと手間がかかることもあります。

2. 「足し算・引き算」で複雑な面積も楽々計算

一つの図形だけでなく、複数の図形を組み合わせた面積を知りたいときもありますよね。

そんなときに便利なのが、「計測コマンド(MEASUREGEOM)」の「面積を加算」と「面積を減算」機能です。

使い方はとても簡単。

まず基準となる図形(四角形や閉じたポリラインなど)を選んで面積を足し算し、次に除外したい部分(円など)を「面積を減算」で指定するだけです。

これで目的の面積がパッと計算できます。

この機能は実際の設計でもよく使われています。

例えば、建物の床面積から柱や窓の面積を引いたり、機械部品から穴の面積を除いたりするときに重宝します。

ただし、一つ注意点があります。

引き算するオブジェクトが、計算したいエリアから大きくはみ出している場合、AutoCADはそのオブジェクト全体を計算してしまうことがあります。

例えば、四角形の中に一部だけ入っている円を引き算しようとしたとき、円が四角形からはみ出していると、本来引くべき値より多く引かれてしまい、結果が正確でなくなることがあります。

この仕組みを理解して、対象エリアをきちんと設定することが、正確な計測のポイントです。

3. もっと効率的に!「ポリライン」と「ハッチング」を活用しよう

先ほど紹介した「計測コマンド」は基本的な方法ですが、もっと効率的に面積を計算する方法があります。

それが「ポリライン」と「ハッチング」を使った方法です。

**ポリラインを活用する方法**

「ポリライン」は、複数の線や円弧を一つのまとまったオブジェクトとして扱う機能です。

閉じたポリラインなら、そのオブジェクトを選択するだけで、「オブジェクトプロパティ管理([Ctrl]+[1]キー)」や「LIST」コマンドから面積情報をすぐに確認できます。

円弧が含まれている場合でも、事前に「ポリライン編集(PEDIT)」コマンドでポリラインに変換しておけば、複雑なクリック作業なしに面積がわかります。

**ハッチングを使う方法**

「ハッチング」は、計測したいエリアに模様を付ける機能ですが、実はこれも面積計算に使えます。

計測したい範囲にハッチングを適用すると、そのハッチングオブジェクトのプロパティから面積を直接読み取れるんです。

これは特に機械設計での部品の断面積や、土木関係での土工の面積計算にとても便利です。

ハッチングを作るときも、閉じたポリラインを境界として指定すれば、簡単に正確なハッチングができて、面積計算の手間が大幅に減ります。

これらの方法を使えば、作業効率がグンと上がりますよ!

4. 「AREAコマンド」と「オブジェクトプロパティ管理」でさらに便利に

AutoCADには、計測コマンド以外にも面積計算専用の「AREA(面積計算)」コマンドがあります。

このコマンドは、点を順番に指定してエリアを定義する基本的な使い方の他に、「オブジェクト(O)」オプションを選ぶことで、既にある図形(円、楕円、スプライン、ポリラインなど)を選択するだけで瞬時に面積を計算してくれます。

面白いのは、開いたポリラインでも、AutoCADが自動的に最初と最後の点を結んで閉じた形として計算してくれることです。

とても柔軟で使いやすいですね。

また、複数のオブジェクトの面積を足し算したり、特定の部分を引き算したりする機能もあるので、複雑な図形の面積計算にも対応できます。

**一番手軽な「オブジェクトプロパティ管理」**

でも、最も手軽でよく使われるのが「オブジェクトプロパティ管理」パレット([Ctrl]+[1])です。

計測したいオブジェクト(線、円弧、ポリラインなど)を選択するだけで、そのオブジェクトの情報の中に面積が表示されます。

この方法は、円や円弧単体の面積を確認したいときや、ポリラインに変換する手間をかけずにサッと面積を知りたいときにとても便利です。

まとめ

いかがでしたか?AutoCADでの面積計算は、最初は難しそうに見えても、いろんな方法があることがわかりましたね。

状況に応じてこれらの方法を使い分けることで、円弧を含む複雑な図形でも、迅速で正確な面積計算ができるようになります。

ぜひ実際に試してみて、自分に合った方法を見つけてくださいね!

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