AutoCADとExcelの連携について情報をお探しですね。

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AutoCADとExcelの連携を楽にしよう!データのやり取りのコツ

設計の仕事をしていると、AutoCADとExcelの両方を使うことがほとんどですよね。

でも、この2つのソフトの間でデータをやり取りするのって、意外と面倒だったりします。

AutoCADで作った図面の部品表や集計表をExcelで管理したい時や、逆にExcelで作った表をAutoCADの図面にきれいに貼り付けたい時など、「もっと簡単にできないかな?」と思うことありませんか。

今回は、そんな悩みを解決するために、AutoCADのデータをExcelに持っていく方法と、ExcelのデータをAutoCADできれいに使う方法について、実際に使えるテクニックをご紹介します。

AutoCADの「表オブジェクト」をExcelに持っていく方法

AutoCADで部品表や集計表を作る時に「表オブジェクト」という機能を使っていれば、Excelへの書き出しはとても簡単です。

ここでポイントなのは「表オブジェクト」であることです。

線と文字で見た目だけ表っぽく作ったものとは違って、AutoCADがちゃんと「これは表だ」と認識してくれているデータのことです。

書き出し方法は2つあります:
1. 表を選択して右クリック→「書き出し」を選ぶ
2. `TABLEEXPORT`コマンドを使う

どちらの方法でも、データはCSV形式で保存されて、Excelで開くことができます。

ただし、完璧に変換されるわけではありません。

フォントの種類や罫線の太さ、セルの結合具合などは、Excel側で少し調整が必要になることがあります。

特に凝った書式の表だと、見た目を元通りにするのに手作業が必要になることもあるので、そこは覚悟しておきましょう。

図面の文字情報をまとめてExcelに書き出す裏技

AutoCADの図面には、表オブジェクト以外にもたくさんの文字情報が入っていますよね。

注釈や寸法値、部品名など、これらを一つずつコピペするのは大変です。

そんな時に使える強力な機能が「データ書き出し(DATAEXTRACTION)」です。

ただし、これはフルバージョンのAutoCAD(2008以降)でしか使えません。

LTでは使えないので注意してください。

使い方の手順

1. リボンメニューの「挿入」タブ→「リンクと書き出し」を選ぶ
2. 「データ書き出し」コマンドを実行
3. 新しい書き出し設定を作って保存
4. 書き出したい文字オブジェクトを選択
5. オブジェクトの種類を「文字」に絞り込む
6. プロパティで「値」にチェックを入れる
7. 「外部ファイルに書き出す」を選んでファイル名を決める

これで、選んだ文字の内容がExcelファイルになります。

大量の注釈や文字情報をリスト化したい時にはとても便利ですが、1列にずらっと並んで出てくるので、Excel側で表の形に整える作業は必要になります。

AutoCAD LTユーザーのための代替案

「データ書き出し機能が使えないLTユーザーはどうすればいいの?」という声が聞こえてきそうですね。

確かに一つずつコピペするのは現実的ではありません。

そこでおすすめなのが、**PDF経由で文字を取り出す方法**です。

PDF経由の手順

1. 文字のフォントをWindowsの標準フォント(MSゴシックなど)に変更
2. 文字の幅係数を1に設定
3. 「AutoCAD PDF」でPDF化する時に「図面内で使用されているフォントをキャプチャ」にチェック
4. 作成されたPDFから文字を選択してコピー
5. Excelに貼り付け

この方法なら、PDFで文字が選択できるようになるので、まとめてコピーしてExcelに持っていくことができます。

手間はかかりますが、LT環境では有効な手段です。

ExcelからAutoCADへ:きれいに貼り付けるコツ

今度は逆に、Excelで作った表をAutoCADに持っていく場合のお話です。

普通にコピペしただけだと、PDF出力した時に表の部分がぼやけて見えたり、ファイルサイズが異常に大きくなったりすることがあります。

高品質で貼り付ける方法

1. Excel側で表を選択
2. 「図としてコピー」を実行
3. AutoCAD側で「形式を選択して貼り付け」を選ぶ
4. 「AutoCAD LT図形」として貼り付け

この方法だと、表がベクターデータ(線や文字の情報)としてAutoCADに取り込まれるので、印刷やPDF出力の時もきれいな状態を保てます。

よくある問題と対策

Excelのセルで改行を使っていると、AutoCADに貼り付けた時にダブルクォーテーション(””)が勝手についてしまうことがあります。

これを防ぐには:

– Excel側でセルの書式をクリアする
– 不要な改行を削除しておく
– セルの内容をシンプルにしておく

まとめ

AutoCADとExcelの連携は、やり方を知っていれば作業効率がぐんと上がります。

特に:

– **表オブジェクト**は簡単にExcelに書き出せる
– **データ書き出し機能**(フルバージョン限定)で文字情報を一括取得
– **LTユーザー**はPDF経由で文字を取り出す
– **Excel→AutoCAD**は「図としてコピー」→「AutoCAD LT図形で貼り付け」

これらのテクニックを覚えておけば、日々の設計業務がもっと楽になるはずです。

最初は手順を覚えるのが大変かもしれませんが、慣れてしまえば時間短縮につながりますよ。

ぜひ試してみてください!

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