AutoCAD Mechanical 2013で寸法尺度を調整する方法をお探しですね。
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AutoCAD Mechanical 2013で寸法の大きさを調整する方法
AutoCAD Mechanical 2013で図面を描いていると、寸法の文字や線が小さすぎたり大きすぎたりして困ることがありますよね。
普通のAutoCADとは少し違って、機械製図に必要な記号なども一緒に管理されているので、設定方法も少し特別です。
今回は、その設定方法を分かりやすく説明します。
1. なぜ普通の方法では上手くいかないの?
AutoCAD Mechanicalを使い始めた人がよく困るのが、「寸法スタイル管理」で「全体の尺度」を変更しても、パワーディメンジョンで作った寸法線の大きさが思うように変わらないことです。
これは実は、AutoCAD Mechanicalが寸法線だけでなく、表面粗さの記号や溶接記号など、機械製図で使う様々な記号の大きさも一緒に管理しているからなんです。
つまり、寸法だけを個別に変更するのではなく、図面全体の記号類をまとめて調整する仕組みになっているわけです。
最初は戸惑うかもしれませんが、この仕組みを理解すれば、図面全体の見た目を統一できて、結果的にきれいな図面が描けるようになります。
2. 図面枠を使わない場合の設定方法
モデル空間で直接作業することが多い場合は、次の手順で寸法の大きさを調整できます。
まず、画面左上にある「A」ボタンをクリックするか、図面上で右クリックして「オプション」を選びます。
開いたダイアログで「AM:規格」タブをクリックし、左側のリストから「モデル尺度」を探して選択してください。
ここで図面に合った尺度を設定します。
例えば、実物大で描いている場合は「1」、半分の大きさで描いている場合は「0.5」といった具合です。
設定したら「OK」ボタンを押します。
すると「尺度の再変更を行なうオブジェクト」というメッセージが出るので、大きさを変更したい図形を選択します。
その後、パワーディメンジョンで新しく寸法を入れると、設定した尺度に合わせて適切な大きさの寸法が描かれます。
この方法なら、寸法線だけでなく、図面にある表面粗さの記号や溶接記号なども一緒に調整されるので、図面全体のバランスが良くなります。
3. 図面枠を使っている場合の設定方法
表題欄付きの図面枠を使って作業している場合は、もっと簡単に設定できます。
図面枠をダブルクリックすると「表題欄付きの図面枠」というダイアログが開きます。
この中にある「尺度」の項目で、希望する図面の尺度を選択または入力してください。
設定が終わったら「OK」ボタンを押し、次に表示される「オブジェクトを選択」の指示に従って、図面枠内に入れたい図形を選択します。
その後、パワーディメンジョンで寸法を作成すれば、図面枠の設定に合わせた適切な大きさの寸法が描かれます。
この方法の良いところは、図面枠の尺度に連動して、寸法線はもちろん、各種記号類も自動的に調整されることです。
製図の基準に沿った統一感のある図面を簡単に作ることができます。
4. 細かい調整をしたい時は
全体の尺度は決まったけれど、「文字だけもう少し大きくしたい」とか「矢印のサイズを変えたい」という場合もありますよね。
そんな時は、従来の「寸法スタイル管理」ダイアログを使って個別に調整できます。
ここでは「文字の高さ」や「矢印のサイズ」などを、全体の尺度とは別に変更することができます。
これにより、図面全体のバランスは保ちながら、見やすさを向上させることが可能です。
また、基準となる寸法スタイルを1つ作っておいて、それをベースに必要な尺度に応じたスタイルを複数作っておくと管理が楽になります。
直径寸法だけ違う設定にしたい場合は「サブスタイル」という機能も活用できます。
これらの機能を上手に組み合わせることで、AutoCAD Mechanical 2013で効率よく、きれいな図面を描くことができるようになります。
最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、慣れてくると図面全体の統一感を保ちながら、必要な部分だけを調整できる便利なシステムだということが分かってもらえると思います。
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