AutoCADの優先スタイルについて情報をお探しですね。

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AutoCADの寸法スタイルをもっと便利に使おう!優先スタイルとサブスタイルの使い分け

AutoCADで図面を描くとき、寸法の見た目ってとても大切ですよね。

寸法線の色や矢印の形、文字の大きさなど、これらの設定をまとめて管理しているのが「寸法スタイル」です。

でも、作業をしていると「この部分だけちょっと違う表示にしたいなあ」とか「一時的に設定を変えてみたい」なんて思うことがありませんか?そんなときに便利なのが「優先寸法スタイル」と「サブ寸法スタイル」という機能なんです。

これらを上手に使えば、もっと柔軟で効率的な図面作りができるようになりますよ!

1. 寸法スタイルと「優先スタイル」って何?

まず基本から説明しますね。

AutoCADの寸法スタイルは、寸法の見た目をすべてコントロールする設定集です。

建築図面なら矢印を使い、機械図面ならスラッシュを使うなど、用途に合わせて適切なスタイルを選ぶのが一般的です。

「優先寸法スタイル」は、この基本となるスタイルに対して、一時的に設定を変更できる便利な機能です。

「ちょっと試しに文字色を変えてみたい」「この部分だけ矢印を違う形にしたい」といったときに、新しいスタイルをわざわざ作らなくても、サッと設定を変更できるんです。

ただし、この優先スタイルはあくまで「お試し」や「一時的な変更」のためのもの。

頻繁に使うなら、きちんとした新しいスタイルを作った方が管理しやすいですよ。

2. 優先スタイルの作り方・使い方

優先スタイルの作り方はとっても簡単です!手順を見てみましょう。

1. リボンの[ホーム]タブから[注釈]パネルを開く
2. [寸法スタイル管理]をクリック
3. ベースにしたいスタイルを選んで[現在に設定]
4. [優先]ボタンをクリック

すると「現在のスタイルに優先」というダイアログが開きます。

ここで、矢印の形を変えたり、文字の色をマゼンタにしたり、お好みの設定に変更できます。

[OK]を押すと、元のスタイル名の下に「<優先スタイル>」と表示されて、変更完了!

この状態で寸法を記入すれば、自動的に優先設定が適用されます。

すでに描いてある寸法にも、[更新]コマンドを使って後から適用することができるんです。

3. サブスタイルとの違いを理解しよう

「優先スタイル」と似ている機能に「サブ寸法スタイル」があります。

どちらも既存のスタイルにバリエーションを加えるものですが、使い道が違うんです。

**サブ寸法スタイル**は、寸法の種類ごとに違う設定を適用したいときに使います。

例えば、「長さ寸法には許容差を表示するけど、角度寸法には表示しない」といった場合ですね。

これは一つのメインスタイルの中で、寸法の種類に応じて自動的に切り替わる仕組みです。

**優先スタイル**は、寸法の種類に関係なく、スタイル全体に一時的な変更を加えるものです。

現在のスタイルを別のものに切り替えると優先設定は消えますが、すでに描いた寸法の見た目はそのまま残ります。

つまり、「一時的で広範囲な変更」なら優先スタイル、「特定の寸法タイプだけ永続的に違う表示」ならサブスタイル、という使い分けがポイントです!

4. 優先スタイルをもっと活用しよう

優先スタイルには、便利な管理機能もたくさんあります。

**変更点の確認**:[寸法スタイル管理]で<優先スタイル>を選んで[比較]ボタンを押すと、元のスタイルと何が違うのかがすぐ分かります。

チームで作業するときに、変更点を共有するのに便利ですね。

**永続的なスタイルとして保存**:「この優先設定、けっこう気に入ったな」と思ったら、優先スタイルで作った寸法を右クリックして[寸法スタイル] > [新しい寸法スタイルで保存]を選べば、独立したスタイルとして保存できます。

**元のスタイルに反映**:優先設定を元のベーススタイルの標準設定にすることも可能です。

**優先スタイルの削除**:もう必要なくなったら、[寸法スタイル管理]で<優先スタイル>を右クリックして[除去]を選べば、元の設定に戻ります。

このように、優先スタイルは「試してみる」「一時的に変更する」といった柔軟な使い方ができる、とても便利な機能なんです。

ぜひ活用してみてくださいね!

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