AutoCADの図面挿入のマクロをお探しですね。
広告
AutoCADの図面挿入を楽にする!マクロ活用術
AutoCADで図面を作成していると、同じ図面を何度も挿入する作業って本当に面倒ですよね。
標準部品や図面枠など、毎回同じ操作を繰り返すのは時間がかかるし、ミスも起こりやすいものです。
そんな悩みを解決してくれるのが「マクロ」という機能です。
今回は、AutoCADで図面挿入を自動化するマクロの作り方や使い方について、わかりやすく解説していきます。
1. なぜマクロを使うと作業が楽になるの?
AutoCADで設計作業をしていると、決まった部品や図面を何度も使うことがありますよね。
例えば、ネジやナットなどの標準部品、会社の図面枠、過去に作った図面の一部分などです。
これらを毎回手作業で挿入していると、かなりの時間を取られてしまいます。
そこで活躍するのがマクロです。
マクロを使えば、複雑な操作をワンクリックで実行できるようになります。
AutoCADでは「ブロック」という機能を使って、複数の図形をひとまとめにして再利用できますが、マクロを組み合わせることで、この作業をさらに効率化できるんです。
例えば、AutoCAD LTでは `^C^C-insert;c:/部品/M12ナット.dwg` というコマンドを作っておけば、特定のフォルダにあるナットの図面を一発で挿入できます。
これをツールパレットに登録しておけば、ドラッグ&ドロップで簡単に挿入できるようになります。
2. VBAを使ってもっと高度なマクロを作ろう
もっと複雑で便利なマクロを作りたいなら、VBA(Visual Basic for Applications)という機能を使いましょう。
VBAを使えば、単純なコマンドの繰り返しだけでなく、条件によって動作を変えたり、ユーザーが操作しやすいボタンを作ったりできます。
VBAでブロックを挿入するときの中心となるのが `InsertBlock` というメソッドです。
これを使って、挿入する位置、ブロックの名前、大きさ、回転角度などを指定できます。
例えば、円を含むブロックを作って挿入する場合、まず `ThisDrawing.Blocks.Add` でブロックの定義を作り、`blockObj.AddCircle` で円を追加し、最後に `ThisDrawing.ModelSpace.InsertBlock` で図面に挿入します。
作成したVBAのプログラムは「DVBファイル」として保存できます。
このファイルがあれば、どのAutoCAD図面でも同じマクロを使えるようになるので、とても便利です。
3. DVBファイルをAutoCADで使えるようにする方法
作成したDVBファイルをAutoCADで使うには、まずファイルを読み込む必要があります。
一番簡単な方法は、`APPLOAD` コマンドを使うことです。
このコマンドを実行すると、ファイルを選択する画面が表示されるので、そこからDVBファイルを選んで読み込みます。
毎回手動で読み込むのは面倒なので、AutoCADが起動するときに自動で読み込まれるように設定しましょう。
`APPLOAD` の画面で「スタートアップ登録」に追加すれば、AutoCADを開くたびに自動的にマクロが使える状態になります。
ただし、セキュリティの関係で、DVBファイルを保存している場所を「信頼できる場所」として登録する必要がある場合があります。
これをしないと、AutoCADがセキュリティ上の理由でファイルの読み込みを拒否することがあるので注意してください。
また、図面を挿入するときの基点(どの位置を基準にして挿入するか)を変更したい場合は、元の図面で `INSBASE` というシステム変数を設定しておくと、思った通りの位置に挿入できるようになります。
4. さらに便利な使い方とコツ
VBAでは `AddMInsertBlock` というメソッドを使って、同じブロックを複数個、規則的に配置することもできます。
例えば、同じ部品をタテヨコに並べて配置したいときなどに便利です。
知っておくと便利なポイントがいくつかあります。
まず、挿入されたブロックは完全に現在の図面に取り込まれるので、元の図面を変更しても挿入済みのブロックには影響しません。
変更を反映させたい場合は、改めて図面を挿入してブロックを更新する必要があります。
また、図面を挿入するときの向きは、現在設定されているUCS(ユーザー座標系)に合わせて配置されます。
挿入前にUCSを適切に設定しておくことで、ブロックを好きな向きに配置できます。
AutoCAD LTを使っている場合は、VBAが使えないので、コマンドマクロとツールパレットを上手に組み合わせて活用しましょう。
ツールパレットにブロックを登録しておけば、ドラッグ&ドロップで簡単に挿入できるので、VBAに近い効率化が実現できます。
まとめ
マクロは一度作ってしまえば、ずっと使い続けられる便利なツールです。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると作業効率が格段に上がります。
まずは簡単なコマンドマクロから始めて、徐々に高度なVBAマクロにチャレンジしてみてください。
きっとAutoCADでの作業がもっと楽しく、効率的になりますよ!
広告
