AutoCADの透過性機能の説明をお探しですね。

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AutoCADの「透過性」機能で図面をもっと見やすくしよう!

AutoCADで図面を描いているとき、「この線が重なって見にくいな」「背景の線がじゃまで新しく描いた部分が分かりにくい」なんて思ったことはありませんか?そんなときに役立つのが「透過性」という機能です。

オブジェクトを半透明にして、重なった部分も見えるようにできる便利な機能なんです。

これを使いこなせば、今よりもずっと分かりやすい図面が作れるようになりますよ。

1. 透過性って何?どんなときに使うの?

透過性というのは、簡単に言うと「オブジェクトを透明にする機能」のことです。

完全に透明にするのではなく、うっすらと透けて見えるような状態にできます。

例えば、建物の図面で配管と柱が重なってしまったとき、配管を少し透明にすれば、柱の位置も配管のルートも両方確認できます。

また、既存の建物の上に新しい設計を重ねて描くときも、既存部分を薄くして新しい部分を目立たせることができるんです。

この機能は、1つ1つのオブジェクトに設定することもできますし、レイヤー全体にまとめて設定することもできます。

複雑な図面でも情報を整理しやすくなって、見る人にとって分かりやすい図面が作れるようになります。

2. 画面表示と印刷で別々に設定できる

AutoCADの透過性機能で便利なのは、「画面で見るとき」と「紙に印刷するとき」で別々に設定できることです。

画面での透過性のオン・オフは、画面下のステータスバーにある「透過性」ボタンをクリックするだけで切り替えられます。

作業中に「ちょっと透明だと線が見にくいな」と思ったら、一時的に透過性をオフにして、はっきりした線で作業することもできるんです。

印刷するときの透過性は、印刷設定の画面で別に設定します。

「作業中は透明にして見やすくしたいけど、印刷物ではくっきり見せたい」とか、「印刷では少しだけ薄くしたい」といった使い分けができるので、とても便利です。

3. BYLAYERとBYBLOCKの使い分け

透過性の設定には、主に3つの方法があります。

**BYLAYER**は、そのオブジェクトが属するレイヤーの透過性設定に従うという意味です。

例えば、「設備」レイヤーにあるものは全部少し透明にしたい、なんてときにレイヤーで一括管理できるので楽ちんです。

**BYBLOCK**は、ブロックとして作られたオブジェクトで使います。

ブロック全体の透過性設定に従うようになります。

そして、**0〜90%の数値**で直接透明度を指定することもできます。

一番使いやすいのはBYLAYERで、レイヤーごとに管理する方法です。

図面全体の統一感も保ちやすくなります。

4. マルチ引出線やブロックで注意したいこと

マルチ引出線やブロックを使った図面で透過性を設定するときは、ちょっと注意が必要です。

よくあるのが「マルチ引出線の矢印だけ透明にならない」という問題です。

これは、矢印がブロックとして作られていて、そのブロックの中の設定が透過性に影響しているからなんです。

こんなときの解決方法は:
– マルチ引出線の矢印を構成するブロックの透過性を「BYLAYER」に設定する
– レイヤーで透過性を管理するようにする
– どうしても上手くいかないときは、マルチ引出線を一度分解して、個別に透過性を設定する

AutoCADのデフォルト設定は「Bylayer」になっているので、基本的にはレイヤーで管理するのがおすすめです。

複雑なオブジェクトの透過性がどう動くかを理解しておけば、思い通りの図面が作れるようになりますよ。

透過性機能を上手に使って、もっと見やすくて分かりやすい図面を作ってみてくださいね!

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