AutoCADで用紙サイズを取得するスクリプトをお探しですね。
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AutoCADで用紙サイズを自動取得しよう!効率アップのコツと方法
AutoCADで図面を作るとき、印刷のことを考えて用紙サイズを設定するのって結構大変ですよね。
手作業でやるのも悪くないですが、たくさんの図面を扱うときや、同じような作業を繰り返すときは、プログラムで自動化できたらすごく楽になります。
今回は、AutoCADで用紙サイズを自動的に取得する方法について、基本的なことから応用まで分かりやすく説明していきます。
なぜ用紙サイズの設定が大切なの?基本的な設定方法も紹介
AutoCADで作った図面は、最終的に紙に印刷したりPDFにしたりすることが多いですよね。
このとき、用紙サイズがちゃんと設定されていないと、図面が途中で切れてしまったり、変な余白ができてしまったりします。
せっかく頑張って作った図面が台無しになってしまうので、最初から用紙サイズを意識して設定することがとても重要なんです。
AutoCADでは、PC3ファイルというものを使って、プリンタやプロッタごとに詳しい用紙サイズの設定を管理しています。
このファイルには、PLOTTERMANAGERコマンドを使ったり、印刷画面の設定から入ることができます。
設定画面には「用紙」という項目があって、そこで用紙をどこから取るか(トレイやロール紙など)や、具体的な用紙サイズを決めることができます。
A3やA4といったよく使う用紙サイズはもちろん、ロール紙の幅を指定したり、自分で好きなサイズを作ったりもできるんです。
これらの設定は図面を正確に印刷するための基本になる情報で、プログラムで用紙サイズを取得するときも、この設定情報を参考にすることになります。
プログラムで用紙サイズを取得する基本的な考え方
AutoCADを自動化するには、主にAutoLISP、VBA、.NET APIといった方法があります。
用紙サイズを取得するときも、これらのプログラミング機能を使うのが一般的です。
PC3ファイルを直接読み込んで解析することも技術的にはできますが、ファイルの中身が複雑で、将来的にAutoCADがアップデートされたときに使えなくなる可能性があります。
そのため、AutoCADが用意している公式のAPIを使って、今使っているレイアウトに設定されているプリンタや用紙サイズの情報を取得する方法が、一番安全で確実だと言えます。
AutoCADの仕組みでは、用紙サイズに関する情報は主に「Layout」というオブジェクトに保存されています。
各図面にはモデル空間と複数のペーパー空間レイアウトがあって、それぞれ違うプリンタや用紙設定を持つことができます。
プログラムは、特定のレイアウトにアクセスして、そこから用紙サイズの情報を取り出そうとします。
この方法なら、ユーザーが手動で設定した用紙サイズ情報やPC3ファイルの設定と連携しながら、プログラム的に用紙サイズを把握することができるんです。
.NET APIを使って実際に用紙サイズを取得してみよう
AutoCAD .NET APIは、AutoCADの機能を拡張したり自動化したりするための、とても強力で使いやすいプログラミングツールです。
これを使って用紙サイズを取得する具体的な手順を説明しますね。
まず、今開いている図面のデータベースから「Layouts」というコレクションにアクセスして、目的のレイアウト(例えば、今使っているペーパー空間レイアウト)を取得します。
取得したLayoutオブジェクトには「PlotConfiguration」というプロパティがあって、これを通じて印刷設定の詳しい情報にアクセスできます。
PlotConfigurationオブジェクトは、プリンタの名前、用紙の単位、用紙サイズに関するプロパティを公開しています。
例えば、「CanonicalMediaName」プロパティを使うと、プリンタで認識される標準的な用紙名(例:「ISO A3 (420.00 x 297.00 MM)」)を取得できます。
また、「PlotPaperSize」プロパティからは、用紙の実際の幅と高さを取得できます。
これらのプロパティを使うことで、今設定されている用紙の名前や寸法(ミリメートルやインチ)をプログラムで取得して、その情報をさらに加工したり、他のAutoCADコマンドで使ったりすることができます。
これにより、図面枠を自動で調整したり、特定の用紙サイズに合わせてオブジェクトを配置したりする自動化が実現できるんです。
用紙サイズ取得プログラムの活用方法と気をつけるポイント
プログラムで用紙サイズを取得できるようになると、いろんなことができるようになります。
例えば、取得した用紙サイズの情報に基づいて図面枠を自動的に配置したり、複数の図面ファイルに対して一括で印刷設定をチェック・修正したりできます。
また、特定の用紙サイズでしか使えないオブジェクトの配置をチェックするツールを作るなど、設計の品質向上にも役立ちます。
ただし、プログラムを作るときには注意すべきポイントがいくつかあります。
まず、エラー対応がとても重要です。
プリンタが設定されていない場合や、PC3ファイルが見つからない場合など、予想外の状況に対応できるように、しっかりとしたエラー処理を作る必要があります。
また、AutoCADの単位設定(ミリメートル、インチ)と、APIから取得される用紙サイズの単位が合っているかも確認する必要があります。
カスタム用紙サイズの場合、その名前から直接寸法を推測するのが難しいことがあるので、PlotPaperSizeプロパティで実際の寸法を取得することが大切です。
さらに、PC3ファイルの設定は使っているパソコンの環境によって変わるため、違うマシンやOSバージョンでもちゃんと動くかテストする必要があります。
AutoCADのAPIはとても強力ですが、複雑な操作をすべて完璧に自動化できるわけではありません。
でも、用紙サイズの取得のような明確な情報取得作業は、APIを上手に活用することで、設計者の作業を大いにサポートして、生産性の向上に貢献してくれるでしょう。
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