AutoCADマクロをお探しですね。
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AutoCADマクロで作業を楽にしよう!繰り返し作業から解放される方法
AutoCADで図面を描いていると、同じ操作を何度も繰り返すことってありませんか?毎回同じコマンドを入力したり、同じ設定を変更したり…そんな面倒な作業を一瞬で終わらせる魔法のような機能が「AutoCADマクロ」です。
マクロを使えば、時間の節約になるだけでなく、ミスも減らせて一石二鳥!今回は、このマクロの使い方を基本から応用まで、分かりやすく説明していきます。
1. AutoCADマクロって何?作業が驚くほど楽になる仕組み
AutoCADマクロとは、簡単に言うと「よく使うコマンドをまとめて、ワンクリックで実行できるようにする機能」のことです。
普段コマンドプロンプトに入力している文字列を、あらかじめ登録しておけるんです。
例えば、毎回「線を引いて、円を描いて、寸法を入れて…」という作業をしているなら、その一連の流れをマクロに登録しておけば、ボタン一つで全部完了!手でキーボードを叩いたり、マウスをクリックしたりする回数がグッと減ります。
マクロはリボンのボタンやメニューに登録できるので、使いたい時にすぐアクセスできます。
しかも、単純なコマンドだけでなく、特殊な文字やDIESEL式、AutoLISPのプログラム(AutoCAD LTでは使えませんが)まで組み込めるので、かなり高度なことまでできちゃいます。
設定は「ユーザ インタフェースをカスタマイズ エディタ」や「コマンド マクロ エディタ」で行います。
これを使いこなせれば、面倒な繰り返し作業から解放されて、CADの標準ルールも簡単に適用できるようになります。
2. マクロで使う特殊文字を覚えよう
マクロの力を最大限に発揮するには、特殊な文字の意味を理解することが大切です。
これらの文字を組み合わせることで、複雑な操作も簡単に表現できます。
まず覚えておきたいのが「^C」です。
これは[Esc]キーを押すのと同じ意味で、通常は「^C^C」のように2回続けて使います。
こうすることで、今実行中のコマンドをキャンセルして、マクロを綺麗な状態からスタートできます。
「.(ピリオド)」は、コマンドの標準機能を使うという意味です。
AutoLISPなどでコマンドが改造されていても、元々のAutoCADの機能を確実に呼び出せます。
「_(アンダースコア)」は、国際対応のための文字です。
これを付けると、どの言語版のAutoCADでもマクロが正しく動きます。
日本語版で作ったマクロを英語版で使う時などに必須です。
「;(セミコロン)」は[Enter]キーやスペースを押すのと同じで、コマンドを確定したりオプションを選んだりする時に使います。
「¥(円記号)」は「ここでユーザーの入力を待つ」という意味です。
点をクリックしてもらったり、数値を入力してもらったりする時に使います。
これらを組み合わせると、例えば「^C^C._CIRCLE ¥5;」で「現在のコマンドをキャンセルして、円コマンドを起動し、中心点はユーザーに指定してもらって、半径5で確定」という操作ができます。
3. 実際にマクロを作ってみよう!
それでは、具体的なマクロの例を見てみましょう。
**半径5の円を描くマクロ**
“`
^C^C._CIRCLE ¥5;
“`
この意味を分解すると:
– `^C^C` → [Esc]を2回押してコマンドをリセット
– `._CIRCLE` → 標準の円コマンドを英語名で起動
– `¥` → ユーザーに中心点をクリックしてもらうまで待機
– `5;` → 半径として「5」を入力して[Enter]で確定
このように、普段コマンドプロンプトで入力している流れをそのまま文字で表現するのがマクロの基本です。
もう少し複雑な例として、オブジェクトを選択して複写・回転させるマクロなども作れます。
また、「^C^C._erase single」のように、1つのオブジェクトを選択して削除し、自動的にコマンドを終了させるマクロも便利です。
ただし、複数のブロックを一度に編集するようなマクロは、AutoCADの仕様上難しいことが多いので注意が必要です。
4. マクロを作る時に気をつけること
マクロを作る時には、いくつか注意点があります。
まず、AutoCAD LTを使っている方は、AutoLISPが使えないことを覚えておいてください。
また、標準コマンドの再定義もできません。
マクロの文字列では、スペース一つ一つにも意味があります。
スペースは[Space]キーや[Enter]キーを押すのと同じ扱いになるので、余計なスペースを入れると予想外の動作をすることがあります。
特にマクロの最後のスペースは、コマンドを完了させる役割があるので要注意です。
**国際対応について**
他の言語版のAutoCADでも動くマクロを作りたいなら、「_(アンダースコア)」を必ず使いましょう。
コマンド名やオプション名の前に付けることで、AutoCADが自動的に適切な言語に翻訳してくれます。
また、`_SELECT`コマンドなど、一部のコマンドはマクロ内で期待通りに動かないことがあります。
そんな時は、ユーザーに事前にオブジェクトを選択してもらってからマクロを実行するなど、工夫が必要になることもあります。
まとめ
AutoCADマクロは最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると手放せない便利な機能です。
まずは簡単なマクロから始めて、徐々に複雑なものにチャレンジしてみてください。
きっと作業効率が大幅にアップするはずです!
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