AutoCAD LTでハッチング・塗りつぶしパターンが出ない時の対処法をお探しですね。
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AutoCAD LTでハッチングが表示されない時の解決法
AutoCAD LTで図面を作っていて、ハッチング(模様や塗りつぶし)がうまく表示されなくて困ったことはありませんか?「あれ?ハッチングしたはずなのに見えない…」「使いたいパターンが選択肢に出てこない…」といったトラブルは、実はよくある問題なんです。
でも大丈夫!これらの問題は、ちょっとした設定の確認や簡単な操作で解決できることがほとんどです。
今回は、そんなハッチングの表示トラブルを解決する方法を、分かりやすく説明していきますね。
1. 「あれ?ハッチングが見えない!」→色をチェックしてみよう
一番よくあるのが、ハッチングはちゃんとできているのに画面で見えない、という問題です。
**なぜ見えないの?**
実は、ハッチングの色と背景色が同じになってしまっているからなんです。
例えば:
– 背景色:黒
– ハッチングの色:黒
→ 黒と黒で見分けがつかない!
**確認方法**
マウスでその辺りをクリックしてみてください。
見えないけど選択できたり、印刷プレビューでは表示されていたりしませんか?それなら、色の問題です。
**解決方法**
1. 「オプション」を開く
2. 「表示」タブをクリック
3. 「色」ボタンを押す
4. 背景色を白やグレーに変更してみる
または、ハッチングの色を変更する方法もあります:
– ハッチングを選択
– プロパティで色を「White(色番号7)」に変更
この「White(色番号7)」は特別で、背景色に合わせて自動的に見やすい色に変わってくれる優れものです。
2. JISパターンが選択肢に出てこない時の対処法
「JIS_RC_30」などの日本の規格パターンを使いたいのに、リボンメニューに表示されない…そんな時は単位設定を確認してみましょう。
**原因**
AutoCADの単位設定がインチ法になっていると、メートル法用のJISパターンが表示されないことがあります。
**解決手順**
1. コマンドラインに「MEASUREMENT」と入力
2. 現在の値が「0」(インチ法)なら「1」(メートル法)に変更
3. **重要!**図面を上書き保存
4. **さらに重要!**AutoCAD LTを完全に終了して再起動
再起動が必要なのは、AutoCADが起動時に単位設定を読み込むからです。
面倒ですが、この手順を踏まないと設定が反映されないことが多いので、必ず実行してくださいね。
3. ハッチングエラーが出る時は境界をチェック
ハッチングしようとしてエラーが出たり、変な場所にハッチングされてしまう時は、境界に問題があることがほとんどです。
**よくある原因**
– 線と線の間にわずかな隙間がある
– 図形が完全に閉じていない
**AutoCADの親切機能**
ハッチングで境界に隙間があると、AutoCADが赤い円でその場所を教えてくれます。
赤い円が表示されたら、その部分を修正しましょう。
**修正方法**
1. 拡大表示で隙間を確認
2. 線の端点を正確に接続
3. 可能なら「結合」コマンドでポリライン化
**コマンドラインも活用しよう**
リボンメニューでうまくいかない時は、コマンドラインで「HATCH」と入力して、オプションを使ってみてください:
– 「プロパティ(P)」:パターンや尺度を細かく設定
– 「オブジェクトを選択(S)」:境界を明確に指定
4. その他のチェックポイント
上記で解決しない場合は、こんな点も確認してみてください。
**グラフィックの問題**
– ハッチングが全く表示されない
– 画面の表示がおかしい
→ グラフィックボードのドライバを最新版に更新してみましょう
**レイヤー設定の確認**
意外と見落としがちなのがレイヤー設定です:
– ハッチングのレイヤーが非表示になっていませんか?
– レイヤーがフリーズされていませんか?
– レイヤーの色が背景色と同じになっていませんか?
レイヤープロパティ管理で、これらの設定を一つずつ確認してみてください。
まとめ
ハッチングの表示トラブルは確かに面倒ですが、原因さえ分かれば解決は意外と簡単です。
まずは色の設定から確認して、それでもダメなら単位設定、境界、レイヤー設定の順番でチェックしていけば、きっと解決できるはずです。
困った時は慌てずに、一つずつ確認していきましょう。
きっと思った通りのハッチングができるようになりますよ!
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