AutoCADスクリプトをお探しですね。

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AutoCADスクリプトで作業を自動化しよう!繰り返し作業にサヨナラ

AutoCADで設計作業をしていると、「また同じ作業をやってる…」と感じることはありませんか?例えば、新しい図面を作るたびに決まった設定をしたり、タイトルブロックを入れたり、図面をきれいに整理したり。

こういった繰り返し作業って、意外と時間がかかるし、うっかりミスも起きやすいですよね。

そんな悩みを解決してくれるのが「AutoCADスクリプト」という機能です。

これを使えば、面倒な定型作業を自動で実行できるようになります。

今回は、このスクリプト機能の基本的な使い方から、実際に活用する方法、そして困ったときの対処法まで、わかりやすく説明していきます。

AutoCADスクリプトって何?どんなメリットがあるの?

AutoCADスクリプトとは、普段手作業で行っている一連の操作を、テキストファイルにまとめて記録したものです。

ファイルの拡張子は「.scr」で、中身はAutoCADのコマンドと入力値が順番に書かれています。

想像してみてください。

新しいプロジェクトが始まるたびに、決まった画層を作って、色を設定して、線の種類を決めて…という作業を手作業で繰り返していませんか?これらの作業をスクリプトファイルに記録しておけば、ボタン一つで瞬時に完了させることができます。

スクリプトを使うメリットは大きく3つあります。

まず、**時間の大幅な短縮**ができること。

手作業で30分かかっていた作業が、数秒で終わってしまうこともあります。

次に、**ミスの削減**です。

人間が手作業で行うとどうしても入力ミスや設定忘れが起きがちですが、スクリプトなら毎回同じ処理を正確に実行してくれます。

そして最後に、**作業の標準化**が図れることです。

チーム全体で同じスクリプトを使えば、誰が作業しても同じ品質の図面を作成できます。

スクリプトファイルを作ってみよう

スクリプトファイルの作成は思っているより簡単です。

特別なソフトは必要なく、Windowsに最初から入っているメモ帳で十分です。

ファイルの中身は、AutoCADのコマンドプロンプトに入力するコマンドと値を、実行したい順番に書いていくだけです。

ただし、いくつか覚えておくべきルールがあります。

**基本的なルール:**
– スペースや改行は、Enterキーを押すのと同じ意味になります
– スペースが含まれる文字列(画層名など)は、ダブルクォーテーション(”)で囲みます
– ファイルの最後は必ず空の行で終わらせます
– ダイアログボックスが出るコマンドは使えません。

代わりに、コマンド名の前に「-」を付けたコマンドを使います

例えば、画層を設定するときは`LAYER`ではなく`-LAYER`を使います。

これにより、ダイアログボックスが開かずに、コマンドラインで直接操作できます。

**簡単な例:**
“`
-LAYER
N
新規画層
C
RED
新規画層

“`

この例では、「新規画層」という名前の画層を作って、色を赤に設定しています。

最後の空行も忘れずに入れてくださいね。

スクリプトを実行してみよう

作成したスクリプトファイルは、いくつかの方法で実行できます。

**基本的な実行方法:**
1. AutoCADのリボンメニューで「管理」タブを開く
2. 「アプリケーション」パネルの「スクリプト」ボタンをクリック
3. 実行したいスクリプトファイルを選択

**もっと簡単な方法:**
– スクリプトファイルを直接AutoCADの画面にドラッグ&ドロップする

**よく使うスクリプトの場合:**
リボンに専用のボタンを作って、マクロとして登録することもできます。

これにより、ワンクリックでスクリプトを実行できるようになります。

**ファイルの保存場所について:**
スクリプトファイルは、AutoCADの「サポートファイルの検索パス」に設定されているフォルダに保存することをおすすめします。

こうすることで、チームの他のメンバーも同じスクリプトを使えるようになります。

この設定は、`OPTIONS`コマンドで開く「オプション」ダイアログの「ファイル」タブから確認・変更できます。

うまく動かないときの対処法

スクリプトは便利ですが、時々思った通りに動かないことがあります。

そんなときの対処法をご紹介します。

**よくある問題と解決法:**

1. **スクリプトが途中で止まってしまう**
– 最後の行が空行になっているか確認
– コマンドの順序や入力値が正しいか確認
– ダイアログボックスが出るコマンドを使っていないか確認

2. **座標がずれて作図される**
– AutoCADの「オプション」→「基本設定」タブ
– 「座標入力時の優先度」を「キーボード入力を優先」に変更

3. **エラーが出て実行できない**
– まずは手作業でコマンドを一つずつ試してみる
– コマンドの書き方が間違っていないか確認
– AutoCADのバージョンによってコマンドが変わっている場合もあります

**トラブルを避けるコツ:**
– スクリプトを作る前に、手作業で一度操作してみる
– 複雑なスクリプトは、小さな部分に分けて作成・テストする
– スクリプトファイルにコメント(説明)を書いておく(行の先頭に「;」を付けるとコメントになります)

まとめ

AutoCADスクリプトは、繰り返し作業を劇的に効率化してくれる強力なツールです。

最初は簡単なスクリプトから始めて、慣れてきたらより複雑な処理にも挑戦してみてください。

スクリプトを使いこなせるようになると、単調な作業から解放され、より創造的で価値の高い設計業務に時間を使えるようになります。

ぜひ試してみて、AutoCADでの作業をもっと快適にしてくださいね!

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