AutoCADで波線を描く方法をお探しですね。

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AutoCADで波線をマスターしよう!初心者にもわかりやすい描き方ガイド

AutoCADの「波線」って、実は図面作りにとても大切な機能なんです。

ただの飾りじゃなくて、設計の意図をしっかり伝えるための重要なツールなんですよ。

滑らかな曲線から特別な意味を持つ記号まで、使い方を覚えれば図面がぐっと見やすくなります。

今回は、波線の描き方を初心者の方にもわかりやすく説明していきますね。

1. 基本の波線を描こう:スプライン機能を使ってみる

AutoCADで滑らかな波線を描くときに一番便利なのが「スプライン」という機能です。

この機能があれば、自由な形の曲線はもちろん、きれいなサインカーブのような波線も簡単に描けちゃいます。

例えば、ホースのような柔らかい部品や、キャラクターの輪郭のような複雑な形も、思った通りに描けるんです。

きれいな波線を描くコツをお教えしましょう。

まず「ディバイダ」機能を使って、基準となる線を等間隔に分けます。

その分けた点を上下にコピーして、波の山と谷の位置を決めるんです。

準備ができたら、「作成」タブからスプラインを選んで、さっき作った点を順番にクリックしていくだけ。

これで美しい波線の完成です!

スプラインで作った波線は、後から形を変えるのも簡単です。

「ストレッチ点」という特別な点を使って、「フィット」と「制御点」の2つの方法で編集できます。

「フィット」は波線の上の点を直接動かして形を変える方法で、「制御点」は見えない点を動かして波線をコントロールする方法です。

細かい調整をしたいときは「制御点」を使うと、思った通りの形にしやすいですよ。

2. 同じ波線を何度も使うなら:ダイナミックブロックが便利

同じような波の形を何回も使いたいときや、大きさや向きを変えたいときは、「ダイナミックブロック」という機能がとても便利です。

建築や土木の図面でよく使う波線記号なんかを作るときに、この機能を使えば作業がずっと楽になります。

ただし、ダイナミックブロックを使うときに、反転(フリップ)させると波線がうまく動かなくなることがあります。

これを解決するには、ちょっとしたコツが必要なんです。

具体的には、「上向きの弧」と「下向きの弧」それぞれに直線のパラメータを作ります。

「下向きの弧」のパラメータでは、「グリップの数」を「0」、「チェーンアクション」を「はい」に設定します。

次に、これらの弧に「配列複写」アクションを設定して、X方向の間隔を「直径の2倍」にします。

最後に「ストレッチ」アクションを設定するのですが、これが一番重要です。

「上向きの弧」のパラメータに対して、範囲を「下向きの弧の終点を囲むように」、オブジェクトを「下向きの弧のパラメータ」として設定します。

こうすることで、反転させても波形が崩れず、長さや向きに合わせて自動的に伸び縮みする便利な波線ブロックができあがります。

3. 特別な意味を持つ波線:破断線を作ってみよう

波線の中には、特別な意味を持つものもあります。

その代表が「破断線」です。

破断線は、対象物が長すぎて図面に入りきらないときや、断面図で特定の部分を強調したいときに、「ここで途切れていますよ」ということを示すために使います。

例えば、階段の途中に破断線を入れることで、階段が上や下に続いていることを表現したり、長い部材の途中を省略して図面を見やすくしたりできます。

AutoCADには、この破断線を簡単に作るための「BREAKLINE」というコマンドが用意されています。

「Express Tools」タブの「Draw」パネルから選ぶか、コマンドラインに「BREAKLINE」と入力して実行します。

コマンドを実行したら、破断線の始まりと終わり、そして破断記号の中心位置を指定するだけで、簡単に破断線ができます。

最初の点を指定する前に、オプションを選ぶことで、破断記号の種類やサイズ、破断線をどのくらい延長するかなど、細かい設定もできます。

ただし、AutoCAD LTでは「Express Tools」が使えないので、手動で線分と破断記号を組み合わせて作る必要があります。

4. 波線を使いこなして、もっと表現豊かな図面を作ろう

ここまで見てきたように、AutoCADの波線には色々な使い方があります。

スプラインで自由な曲線を描いたり、ダイナミックブロックで効率的にパターンを繰り返したり、破断線で特別な意味を表現したり。

これらの技術を覚えることで、より正確で見やすく、そして効率的に図面を作ることができるようになります。

例えば、スプラインを使えば、配管図のフレキシブルホースや電気回路図のコイル、建築パースで表現する水や煙などを自然に描けます。

ダイナミックブロックで作った波線は、建設現場の仮設図で防護柵や仮設配管を表すときに、簡単に伸ばしたり向きを変えたりできるので、時間の節約になります。

破断線は、長い構造物の詳細図や、複数階の建物の断面図で、図面をすっきりさせて必要な情報に注目してもらうのに役立ちます。

AutoCADの波線機能は、単に「くねくねした線」を描くだけじゃなく、設計の意図をしっかり伝えて、図面の表現力を豊かにするための強力なツールです。

ぜひこれらの機能をマスターして、あなたの設計に活用してくださいね。

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