AutoCAD LTで図面を見やすくレイアウトで角度変更する方法をお探しですね。
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AutoCAD LTで図面を見やすく!レイアウトで角度を変える方法
AutoCAD LTで図面を作っていると、「この部分をもう少し違う角度で見せたいな」とか「図面全体をこの向きで配置したい」なんて思うことがありますよね。
でも、せっかく作ったモデル空間のデータを回転させるのは面倒だし、他の図面に影響が出るかもしれません。
そんな時に便利なのが、レイアウトで表示角度を変える方法です。
元のデータはそのままに、見た目だけを回転させることができるんです。
特に長い建物や道路の図面、機械の配置図などを作る時にとても役立ちます。
今回は、この便利な機能の使い方と、文字が斜めになってしまう問題の解決方法を分かりやすく説明しますね。
1. ビューポートを回転させてみよう
まずは基本的な回転のやり方から見ていきましょう。
最初に、回転させたいレイアウトのタブをクリックして選択します。
次に、ビューポートの外側(グレーの部分)をダブルクリックして、「ペーパー空間」にいることを確認してください。
画面の下の方に「ペーパー」と表示されていればOKです。
回転させたいビューポートをクリックして選択したら、右クリックしてメニューを出します。
そこに「回転」という項目があるので、それを選択しましょう。
ビューポートの中央にある四角いマーク(グリップ)をクリックして、右クリックメニューから「回転」を選ぶ方法もあります。
回転コマンドを実行すると、「回転の中心点はどこですか?」と聞かれるので、適当な場所をクリックします。
次に「何度回転させますか?」と聞かれるので、「90」や「45」など、好きな角度を入力してEnterキーを押せば完了です。
この方法なら、モデル空間の元のデータは全く変更せずに、レイアウト上での見た目だけを変えることができます。
とても便利ですよね!
2. VPROTATEASSOCって何?重要な設定です
ビューポートを回転させる時に、知っておかないといけない大切な設定があります。
それが「VPROTATEASSOC」というシステム変数です。
この設定が正しくないと、ビューポートを回転させても中身の図面が回転してくれません。
コマンドラインに「VPROTATEASSOC」と入力してEnterキーを押すと、現在の設定値が表示されます。
この値が「1」になっていれば正常です。
もし「0」(ゼロ)になっていたら、「1」と入力してEnterキーを押して変更しましょう。
– VPROTATEASSOC = 1:ビューポートと一緒に中身も回転する(正解!)
– VPROTATEASSOC = 0:ビューポートだけ回転して中身は回転しない(困る…)
「ビューポートを回転させたのに図面が回転しない!」という時は、まずこの設定を確認してみてください。
案外、これが原因のことが多いんです。
3. 文字が斜めになる問題を解決しよう
ビューポートを回転させると、一つ困った問題が起きます。
図面の中の文字やテキストも一緒に傾いてしまうんです。
これでは読みにくくて困りますよね。
でも大丈夫!文字だけは水平のまま表示させる方法があります。
文字スタイルの設定を変更する
まず、「文字スタイル管理」を開きます。
リボンの「注釈」タブにある「文字スタイル」ボタンをクリックするか、コマンドラインに「STYLE」と入力します。
使っている文字スタイルを選んで、「文字の方向をレイアウトに揃える」という項目にチェックを入れてください。
これで第一段階は完了です。
テキストのプロパティを調整する
次に、文字を水平にしたいテキストを選択して、プロパティパネルを開きます。
そこで以下の設定を変更します:
– 「異尺度対応」を「はい」に変更
– 「方向をレイアウトに揃える」を「はい」に変更
特に「方向をレイアウトに揃える」の設定は重要です。
外部から読み込んだテキストなどでは、この設定が必須になることが多いです。
これらの設定をすべて行うと、ビューポートがどんな角度に回転していても、文字は常に読みやすい水平な向きで表示されます。
4. 実際に使ってみよう!便利なコツも紹介
ここまでの機能を組み合わせると、とても見やすくて分かりやすい図面が作れるようになります。
例えば、L字型の建物の図面では、縦の部分と横の部分をそれぞれ別のビューポートで最適な角度で表示できます。
長い道路の図面なら、特定の区間だけを縦向きにして詳しく見せることもできますね。
作業の流れとコツ
1. **準備**:まずVPROTATEASSOCが「1」になっているか確認
2. **ビューポート作成**:必要な場所にビューポートを作成
3. **回転**:ビューポートを希望の角度に回転
4. **文字調整**:テキストの設定を変更して水平表示に
5. **確認**:印刷プレビューで最終チェック
注意点とアドバイス
– 新しく作るテキストだけでなく、既存のテキストにも設定を適用できます
– 複数のビューポートを使う時は、それぞれ個別に設定が必要です
– 印刷前には必ずプレビュー機能で確認しましょう
– 文字が重なったり、サイズがおかしくなったりしていないかチェックしてください
まとめ
AutoCAD LTのレイアウト機能をうまく使えば、同じデータから色々な角度の図面を作ることができます。
モデル空間のデータはそのままで、見せ方だけを変えられるのがとても便利ですね。
最初は設定が少し複雑に感じるかもしれませんが、一度覚えてしまえば図面作成の幅がグッと広がります。
特に文字を水平に保つ設定は、見やすい図面を作るために欠かせません。
ぜひ実際に試してみて、より分かりやすい図面作りに活用してください!
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