CADの外部参照機能の使い方をお探しですね。

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CADの外部参照機能を使いこなそう!図面管理がぐっと楽になる便利な仕組み

CADで図面を作るとき、複数の図面を組み合わせたり、チームで作業したりすることってよくありますよね。

そんなときに活躍するのが「外部参照」という機能です。

これを使えば、図面ファイルを効率よく管理できて、いつも最新の情報で作業できるんです。

外部参照って何?普通のコピー&ペーストとどう違うの?

外部参照は、今作っている図面に他の図面ファイルや画像を「リンク」として取り込む機能です。

普通にコピー&ペーストするのとは全然違います。

例えば、建物の設計をしているとしましょう。

基礎図面、配管図面、電気図面など、それぞれ専門の人が作った図面を1つにまとめたいとき、外部参照を使えばとても便利です。

**普通のコピー&ペースト(ブロック挿入)の場合:**
– 他の図面をそのまま自分の図面にコピーする
– 元の図面が変更されても、自分の図面には反映されない
– ファイルサイズが大きくなる

**外部参照の場合:**
– 他の図面への「道しるべ」だけを保存する
– 元の図面が変更されると、自動的に最新版が表示される
– ファイルサイズを小さく保てる

つまり、外部参照は「参照先の図面を見に行く」仕組みなんです。

だから、チームの誰かが図面を更新すると、みんなの画面に最新版が表示されるというわけです。

パスの設定方法を覚えよう

外部参照を使うとき、CADに「参照したいファイルがどこにあるか」を教える必要があります。

これを「パス」と呼びます。

パスには3つの種類があります。

1. 絶対パス

「C:\プロジェクト\図面\基礎図.dwg」のように、コンピューターのどこにファイルがあるかを詳しく記録する方法です。

正確だけど、ファイルを別の場所に移すとリンクが切れてしまいます。

2. 相対パス

今の図面を基準にして「同じフォルダの中の基礎図.dwg」や「1つ上のフォルダの図面フォルダの中の基礎図.dwg」のように記録する方法です。

図面をまとめて別の場所に移しても、リンクが切れにくいのが特徴です。

3. パスなし

ファイル名だけを記録して、同じフォルダの中を探してもらう方法です。

シンプルですが、同じフォルダにファイルがないと見つけられません。

アタッチとオーバーレイの違い

外部参照には「アタッチ」と「オーバーレイ」という2つの方法があります。

**アタッチ:**
参照した図面の中にさらに別の図面が参照されている場合、その図面も一緒に表示されます。

「芋づる式」に全部見えるイメージです。

**オーバーレイ:**
参照した図面の中の別の参照図面は表示されません。

必要最小限だけを表示したいときに便利です。

外部参照の基本操作をマスターしよう

外部参照の操作は「外部参照パレット」から行います。

主な操作を覚えておきましょう。

ファイルをリンクする

「DWGをアタッチ」ボタンを押して、参照したいファイルを選びます。

どこに配置するか、大きさはどうするかを決めて完了です。

一時的に非表示にする(ロード解除)

図面が重くて動作が遅いとき、一時的に外部参照を非表示にできます。

後で「再ロード」すれば、また表示されます。

完全に取り込む(バインド)

外部参照を普通の図面要素として取り込みたいときに使います。

リンクではなく、完全に自分の図面の一部になります。

リンクを切る(アタッチ解除)

外部参照が不要になったら、完全に削除できます。

外部参照の編集方法と注意点

外部参照された図面は、メイン図面上で直接編集することができます。

これを「インプレイス編集」と呼びます。

編集するときは、参照図面をダブルクリックするか、専用のコマンドを使います。

編集が終わったら「変更を保存」ボタンを押せば、元のファイルが更新されます。

ただし、チームで作業しているときは注意が必要です。

他の人が同じファイルを開いていると「編集できません」というエラーが出ることがあります。

そんなときは:

– 他の人に声をかけてファイルを閉じてもらう
– 時間をずらして作業する
– ファイルサーバーの設定を確認する

などの対策を取りましょう。

まとめ:外部参照で効率的な図面作成を!

外部参照機能を使いこなせば、図面作成がぐっと楽になります。

特にチームで作業するときや、大きなプロジェクトを進めるときには欠かせない機能です。

最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば手放せなくなるはず。

ぜひ実際に使ってみて、その便利さを体験してみてください!

新しいバージョンのCADでは「外部参照比較」機能もあって、変更点を色分けして表示してくれるので、さらに使いやすくなっています。

どんどん進歩する機能を活用して、効率的な図面作成を目指しましょう。

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