PDFの図面をAutoCADで編集できるようにする方法をお探しですね。
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PDFの図面をAutoCADで編集できるようにする方法
設計の仕事をしていると、PDFでもらった図面をAutoCADで編集したいことってよくありますよね。
昔はこれがとても面倒な作業だったのですが、今のAutoCADなら簡単にできるようになりました。
今回は、そのやり方とコツをわかりやすく説明します。
1. AutoCADが便利になった理由
AutoCADは2017年から「PDF読み込み」という新しい機能が使えるようになりました。
これがとても画期的だったんです。
それまでのAutoCADでは、PDFファイルは背景画像として表示するだけで、線や文字を直接いじることはできませんでした。
でも新機能のおかげで、PDF の中の線や文字を AutoCAD の図形として取り込んで、普通に編集できるようになったんです。
これで、他の会社からもらったPDF図面を修正したり、昔の図面を再利用したりするのがずっと楽になりました。
単なる画像じゃなくて、ちゃんと線として認識されるので、思い通りに図面を変更できるようになったわけです。
2. 実際の変換方法
PDFをAutoCADで編集できる形に変換するのは、思っているより簡単です。
やり方は2つあります。
一つ目は、画面上部の「挿入」タブをクリックして、「読み込み」の部分にある「PDF読み込み」ボタンを押す方法です。
二つ目は、下のコマンドラインに「PDFIMPORT」と入力する方法です。
どちらの方法でも、まず変換したいPDFファイルを選ぶ画面が出てきます。
ファイルを選ぶと、今度は詳しい設定をする画面が表示されます。
ここで、PDFの何ページ目を読み込むか、どの部分だけを取り込むか、画像も一緒に読み込むかなど、細かく設定できます。
特に便利なのは、PDF内の文字がそのまま編集できる文字として取り込まれることです。
これまでなら手で打ち直さなければいけなかった文字も、そのまま使えるので時間の節約になります。
3. 気をつけるべきポイント
この機能はとても便利ですが、いくつか注意点があります。
一番大切なのは、PDFの種類によって結果が変わることです。
コンピューターで作った図面のPDFなら問題ありませんが、紙の図面をスキャンして作ったPDFだと、うまく変換できないことが多いんです。
スキャンしたものは画像なので、線や文字として認識されにくいからです。
また、文字についても注意が必要です。
一般的なフォントなら編集できる文字として取り込まれますが、特殊なフォントだと線の集まりとして変換されることがあります。
その場合は、後で手直しが必要になります。
それから、取り込んだ図面のサイズが実際の寸法と合わないこともよくあります。
変換後は必ず寸法を確認して、必要なら拡大・縮小の調整をしましょう。
4. うまく活用するコツ
AutoCADのPDF読み込み機能を使えば、既存のPDFを有効活用して作業効率をぐんと上げることができます。
一から図面を描き直す手間が省けるので、修正作業もスピーディーに進められます。
特に、協力会社からもらった図面や、昔の紙図面をデジタル化したPDFなど、元のCADデータがない場合にはとても重宝します。
ただし、すべてのPDFが完璧に変換できるわけではありません。
特に画像中心のPDFや複雑な構造の図面では、思うような結果にならないこともあります。
そんな時は、専用の変換ソフトを使ったり、必要な部分だけ手で描き直したりという方法も考えてみてください。
大切なのは、この機能の特徴をよく理解して、適切に使い分けることです。
うまく活用すれば、設計作業がずっと効率的になりますよ。
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