VectorworksでDXFファイルが開けない時の対処法をお探しですね。
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VectorworksでDXFファイルが開けない時の解決方法
VectorworksでDXFファイルが開けないという問題は、CADを使う人なら一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
違うソフト同士でデータをやり取りする時によく起こる問題ですが、実は原因さえわかれば意外と簡単に解決できることが多いんです。
今回は、なぜ開けないのか、そしてどうすれば解決できるのかを詳しく説明していきます。
VectorworksでDXF/DWGファイルを取り込む時の基本知識
VectorworksでDXFやDWGファイルを取り込む時は、ただファイルを開くだけではありません。
実は3つの取り込み方法があるんです。
「DXF/DWG(単一)取り込み」「DWF(単一)取り込み」、そして「DXF/DWGまたはDWF取り込み」です。
単一取り込みでは、ファイルを直接取り込んだり、参照として読み込んだりできます。
元のファイルに外部参照ファイル(xrefs)がある場合は、自動的に一緒に読み込まれます。
ただし、参照ファイルが見つからない時は警告が出るので、事前にファイルがちゃんとあるか確認しておきましょう。
複数のファイルを一度に取り込む場合は、新しいデザインレイヤとして作ったり、シンボルとして保存したり、別々のVectorworksファイルとして保存したりできます。
この場合は参照はできませんし、参照ファイルが見つからなくても警告は出ないので注意が必要です。
もし取り込みがうまくいかない時は、設定を変えて再挑戦してみてください。
良い設定が見つかったら保存しておくと、次回から楽になります。
取り込んだ後に短い線がたくさんできてしまった場合は、「端点が連なる図形を選択」して「図形を合成」すると、一つの図形にまとめることができて便利です。
開けない理由:ファイル形式とバージョンの違い
DXFファイルが開けない、または変に表示される問題の多くは、ファイル形式やバージョンの違いが原因です。
DXFファイルには「テキスト形式」と「バイナリ形式」の2種類があり、Vectorworksで取り込む時にはこの違いが重要になることがあります。
特にJw_cadなど他のCADソフトとデータをやり取りする場合は、互換性の高いDXF(テキスト)形式を選んで、バージョンも古めのもの(例えばAutoCADのバージョン12)に設定すると安全です。
Vectorworksはバージョン2.5から2020までのDWG、テキストタイプDXF、バイナリタイプDXFを読み込めますが、特定のバージョンでは問題が起こることもあります。
また、取り込む時の「線の太さ」「文字列」の扱い方や、「ペーパー空間」「モデル空間」の変換方法も、元の図面をきちんと再現するために大切です。
対応していない文字スタイルや、日本語の文字化けもよくある問題で、特にVectorworksの最新バージョン(2025年版など)で報告されています。
スムーズにデータ交換するためには、元のファイルを作った人と連絡を取って、単位、用紙サイズ、縮尺、線の色と太さの関係などの基本情報を教えてもらうことが大切です。
取り込めないデータもある
VectorworksでDXF/DWGファイルを取り込む時、すべてのデータが完璧に再現されるわけではありません。
Vectorworksでは対応していない機能や、現在のプログラムではサポートされていないものがあります。
例えば、「名前の付いたビュー」「光源」「Rtext」「SHXフォント」「OLEオブジェクト」「ユーザー座標系(UCS)」「DXFグループ」などは、Vectorworksでは取り込むことができません。
これは、CADソフト同士の設計思想や機能の違いから起こる、避けられない制約なんです。
また、「AECオブジェクト」(建築、工学、建設オブジェクト)や「Civil 3Dオブジェクト」など、AutoCADの専門的な機能で作られた複雑な図形は、取り込み方によってはグループ化された線分や多角形、メッシュに変換されます。
例えば、3D表示の扉がVectorworksでは3Dメッシュのグループになってしまうように、元の賢い機能は失われてしまうことが多いです。
ハッチングや画像、ワイプアウトなども、Vectorworksの対応する図形に変換されますが、元の見た目と違ってしまうこともあります。
これらの制約を理解して、取り込んだ後に手動で修正が必要な場合があることを覚えておきましょう。
最新バージョンの問題と対処法
Vectorworksの最新バージョン、特に2025年版では、DXF形式ファイルの取り込み・取り出しでいくつかの不具合が報告されています。
例えば、Vectorworks 2025からDXF(テキスト)のバージョン12形式で保存したファイルをJw_cadで開くと図形が表示されない、DXFバージョン12〜2006形式のファイルを取り込むと日本語が文字化けするといった問題です。
これらの不具合は、多くの場合Vectorworks自体の問題で、公式なアップデート(例:Vectorworks 2025 Up6)を適用することで改善されます。
まずは、ソフトが最新の状態かを確認して、必要があればアップデートしてみましょう。
アップデートしても問題が解決しない場合や、すぐにアップデートできない時は、他の方法を試してみてください。
Jw_cadで読み込むことが目的なら、DXF形式ではなく「Jw_cad(JWW)取り出し」機能を使ってみるのも良い方法です。
また、DXFファイルを取り込む時に問題が起こる場合は、もし古いバージョンのVectorworksを持っていれば、そちらで一度取り込んでから最新バージョンに変換するという方法もあります。
データが重い場合やグループ化された要素が多い場合は、取り出す前にグループやシンボルを解除して、不要な図形を削除してファイルサイズを軽くすると、エラーを避けやすくなります。
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