AutoCADのシアーツールをお探しですね。
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AutoCADに「シアーツール」はあるの?図形を傾ける機能について調べてみました
「オートキャド シアーツール」と聞くと、図形をナナメに傾けて変形させる機能を思い浮かべる人も多いと思います。
でも実は、精密な設計や製図を得意とするAutoCADには、この「シアーツール」という機能は入っていないんです。
今回は、この「シアー」って何なのか、なぜAutoCADには付いていないのか、そして他のソフトではどんな風に使われているのかを、分かりやすく説明していきますね。
シアーツールって何?デザインでどう使うの?
シアーツールというのは、主にデザイン系のソフトに入っている機能で、図形や文字を斜めに傾けて変形させるツールのことです。
英語では「Shear Transformation」と呼ばれていて、四角形を平行四辺形のように歪ませることができます。
例えば、Illustratorなどのデザインソフトでは、この機能を使って文字に動きを付けたり、立体的に見せたりすることができるんです。
Mac用の描画アプリ「Graphic」(昔は「Autodesk Graphic」という名前でした)にも、この「シアー変形ツール」が付いていて、きれいなイラストやアートワークを作るのに役立っています。
デザインの世界では、見た目の面白さや美しさを重視するので、こういった変形ツールはとても重要な機能なんですね。
なんでAutoCADにはシアーツールがないの?
同じオートデスクの製品なのに、なぜAutoCADにはシアーツールがないのでしょうか?その答えは、AutoCADが何を目的に作られているかにあります。
Illustratorなどのデザインソフトが「見た目の美しさ」を大切にするのに対して、AutoCADは「正確な設計・製図」を最優先に考えて作られています。
建物の設計図や機械の部品図では、1mmのズレも許されません。
もし適当に図形を傾けてしまったら、実際に建物を建てたり部品を作ったりするときに大変なことになってしまいます。
そのため、AutoCADでは見た目を直感的に変える機能よりも、きちんと数値を入力して正確に図形を操作する方法が重視されているんです。
もし図形を傾けたい場合は、座標を正確に計算し直したり、回転や拡大縮小といった基本的な変形を組み合わせたりする、より確実な方法を使います。
「Autodesk Graphic」とAutoCADは全然違うソフト
さっき紹介した「Graphic」は、昔「Autodesk Graphic」という名前だったので、AutoCADと同じような機能があると勘違いしやすいのですが、実は全く違うソフトなんです。
「Graphic」は、Mac専用のイラスト作成アプリで、AutoCADとは目的も機能も大きく違います。
Graphicは、Mac向けに最適化されたデザインツールとして人気が高く、ペンツールやブラシ、レイヤー機能、Photoshopファイルの読み書きなど、デザインに必要な機能がたくさん入っています。
その中に「シアー変形ツール」もあって、おしゃれなイラストやロゴを作るのに活躍しています。
つまり、同じ「オートデスク」の名前が付いていても、Graphicは「クリエイティブなデザイン」用、AutoCADは「正確な設計・製図」用と、それぞれ得意分野が違うということなんです。
AutoCADで図形を傾けたい時はどうすればいい?
AutoCADでシアーツールのような傾斜変形をしたい場合、残念ながら直接できる機能はありません。
でも、いくつかの方法があります。
もしデザイン的な要素として図形を傾けたいなら、「Graphic」やAdobe Illustratorなど、シアーツールが付いているデザインソフトで作って、それをPDFやSVGという形式でAutoCADに読み込む方法があります。
ただし、読み込んだ後は編集しにくくなったり、サイズ調整が必要になったりすることもあります。
AutoCADの中で正確に図形を傾けたい場合は、回転コマンドを角度を指定して使ったり、各点の座標値を直接変更したりする方法を使います。
ちょっと手間はかかりますが、正確性を保つためには大切な作業です。
結局のところ、用途に応じて適切なソフトを使い分けることが一番大切だということですね。
デザイン重視なら専用のグラフィックソフト、正確性重視ならAutoCADという風に使い分けるのがおすすめです。
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