印刷の濃淡ムラの対処法をお探しですね。
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印刷の濃淡ムラを解決しよう!原因と対策をわかりやすく解説
印刷物を見ていて「あれ?ここだけ色が濃い」「この部分は薄くなってる」と気になったことはありませんか?この「濃淡のムラ」は印刷の品質を大きく左右する、とても厄介な問題なんです。
なぜ部分的に色が濃くなったり薄くなったりするのでしょうか。
実は、印刷方法や機械、設定によってさまざまな原因があります。
今回は、シルクスクリーン印刷とオフセット印刷を中心に、濃淡が生じる理由と、きれいに仕上げるための解決方法をご紹介します。
1. プリントボードの平らさが重要(シルクスクリーン印刷の場合)
シルクスクリーン印刷で濃淡のムラが出る一番の原因は、実は「プリントボード(印刷台)」が平らでないことなんです。
ボードが少しでも反っていたり、でこぼこがあったりすると、版と印刷する物との間の隙間が場所によってバラバラになってしまいます。
この隙間のことを「オフコンタクト」と呼びます。
例えば、ボードが真ん中で盛り上がっている場合、版と印刷物の中央部分がくっつきやすくなって、両端の方が濃くなってしまいます。
逆にボードが凹んでいると、中央部分が版から離れてインクがたくさん落ちるので、真ん中が濃くなってしまうんです。
実は、適度な隙間があった方が、インクがスムーズに版を通って、きれいに印刷できるんですね。
特に海外製のプリンターについてくるMDF製のボードは要注意!熱で乾かすタイプのインクを使っていると、何度も熱が加わることで接着剤が伸び縮みして、ボードが歪んでしまうことがよくあります。
**解決方法は?**
まずはプリントボードがきちんと平らかどうかチェック!歪んでいたら、シナ合板などで新しく作り直したり、交換したりするのが一番です。
2. 網点の仕組みを知ろう(オフセット印刷など)
オフセット印刷では、小さな点(網点)を使って色の濃淡を表現しています。
この網点の作り方によって、仕上がりが大きく変わるんです。
網点には主に2つの種類があります:
**AMスクリーン(振幅変調)**
点の大きさを変えて濃淡を表現する方法です。
点が大きいと濃く、小さいと薄く見えます。
点は規則正しく並んでいます。
**FMスクリーン(周波数変調)**
点の大きさは同じで、点の数(密度)を変えて濃淡を表現します。
点はランダムに配置されています。
ラジオのAM/FMと似ていて、印刷では「点の大きさ」が「振幅」、「点の密度」が「周波数」に対応すると考えるとわかりやすいですよ。
どちらを選ぶかによって、モアレ(変な縞模様)やトーンジャンプ(グラデーションが段々になってしまう現象)などの問題が起きるかどうかが変わってきます。
3. AMスクリーンとFMスクリーン、どっちを選ぶ?
それぞれに良いところと注意点があります。
**AMスクリーンの特徴**
– **良いところ**: 色が安定しやすく、はっきりとした色表現ができる。
ポスターや看板に最適
– **注意点**: 特定の絵柄では変な縞模様(モアレ)が出たり、グラデーションが段々になったりすることがある
**FMスクリーンの特徴**
– **良いところ**: 縞模様が出にくく、滑らかなグラデーションができる
– **注意点**: 色に微細なムラが出やすく、色が少し不安定になることがある
どちらが良いかは、印刷するものの内容や求める仕上がりによって違います。
印刷会社の人とよく相談して、一番適した方法を選ぶことが大切ですね。
4. その他の原因と総合的な対策
濃淡のムラは、ボードや網点以外にもいろんな原因で起こります:
– **インクの問題**: 粘度(ドロドロ具合)や硬さが適切でない
– **道具の問題**: スキージ(インクを押し広げる道具)の硬さや角度、圧力が均一でない
– **版の問題**: スクリーン版の張り具合や劣化、目詰まり
– **環境の問題**: 温度や湿度の変化
これらの要因が複雑に絡み合って濃淡が発生するので、問題が起きた時は一つずつチェックしていくことが重要です。
**予防策**
– 定期的な機械のメンテナンス
– 良質なインクや材料の使用
– 安定した作業環境の維持
もし自分で解決できない場合は、経験豊富な印刷のプロに相談するのが一番確実な方法です。
遠慮せずに専門家の力を借りましょう!
まとめ
印刷の濃淡ムラは複雑な問題ですが、原因を理解すれば必ず解決できます。
きれいな印刷物を作るために、ぜひこの知識を活用してくださいね。
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